山根明さん死去 近年は糖尿病と闘う 4度目結婚の28歳年下妻に支えられるも タバコ、アメが好きで

[ 2024年1月31日 19:04 ]

山根明さん
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 アマチュアを統括する前日本ボクシング連盟会長の山根明(やまね・あきら)さんが31日午前3時50分ごろ、肺がんのため大阪市内の病院で死去した。84歳。大阪府出身。葬儀・告別式は近親者のみで行う。後日「偲ぶ会」を行う予定。喪主は妻・山根知巳(ともみ)さん。

 山根氏は2000年シドニー五輪で日本代表監督を務め、常務理事などを経て、2011年2月に会長就任。国際大会への積極的な派遣などの強化策を打ち出し、12年ロンドン五輪では村田諒太の金メダルなど日本勢初の1大会複数メダルにつなげた。しかし「終身会長」としての強権的な組織運営は反発を呼び、助成金不正流用や反社会勢力との交遊なども問題となり、2018年8月に会長辞任を発表した。

 自身を「男・山根明」「カリスマ」と表現してきた山根会長。強面にサングラスの風ぼう、強烈なキャラクターや「奈良判定」などの言動で一時はワイドショーで見ない日はないほど“時の人”となった。18年の会長辞任後はバラエティー番組などに多数出演。「奈良判定」は同年の「ユーキャン新語流行語大賞」トップ10入りした。

 近年は持病の糖尿病が悪化。4度目の結婚となった28歳年下の妻に支えられながら通院し、体調を気にしていたが、周囲には「好きなタバコとアメがやめられない」とぼやくこともあった。昨年末に体調を崩し、入院していた。

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