男女逆転「大奥2」ラスト締めたのは…今をときめく天才子役!NHK初出演「この子、うまい」「すげえ」

[ 2023年12月13日 11:01 ]

ドラマ10「大奥 Season2」最終回(第21話)。海を渡り、米国に向かう(左から)中澤(木村了)、天璋院(福士蒼汰)、瀧山(古川雄大)、仲野(中川翼)(C)NHK
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 “男女逆転の大奥”を描くNHKドラマ10「大奥 Season2」(火曜後10・00)は12日、15分拡大版で最終回(第21話、Season1から通算)が放送され、完結した。ラストシーンには、今をときめく“天才子役”がサプライズ出演し、反響を呼んでいる。

 <※以下、ネタバレ有>

 原作は漫画家・よしながふみ氏の同名人気作。3代将軍・徳川家光の時代から幕末・大政奉還に至るまで、男女が逆転した江戸パラレルワールドを紡ぎ、センセーションを巻き起こした。

 過去計3度、ドラマ化&映画化されたが、今回は幕末・大政奉還まで初めて映像化。2025年の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」も手掛ける森下佳子氏が、今年1~3月の「Season1」(全10話)に続いて脚本を担当。8代・吉宗の遺志を継ぐ若き蘭方医たちが謎の疫病「赤面疱瘡(あかづらほうそう)」撲滅の道を切り拓く姿、開国・攘夷・大政奉還・江戸城無血開城という激動の時代を描いた。大筋は原作通りのストーリー展開だが、ドラマは「医療編」「幕末編」と銘打った。

 最終回は、国の行く末のため、自らの身も省みず心血を注いだ14代将軍・徳川家茂(志田彩良)が志半ばで天に召される。己の信念で私利私欲に動く徳川慶喜(大東駿介)の振る舞いが新たな争いの火種を生んでしまう。家茂の身を案じ“秘策”により家茂を江戸に戻そうとしていた和宮(岸井ゆきの)の願いは届かず。暗い空気が流れる。一方、瀧山(古川雄大)や天璋院(福士蒼汰)は時代の移り変わりとともに、かつてないほどの変化を強いられる。代々受け継がれてきた大奥はやがて…という展開。

 注目のラストは、江戸城無血開城から時は流れ、明治4年(1871年)。天璋院と瀧山は船上の人。サンフランシスコへ向かう途中…というシーンだった。

 岩倉使節団一行として6歳の津田梅子が初の女子留学生として渡米する…という、原作通りのラスト。この「津田梅子」役に、人気子役・宮崎莉里沙が抜てきされた。

 のちに新紙幣5000円札の顔となる津田梅子は、船上で天璋院と会話を交わす。梅子の父は、梅子を「(国を動かす)殿方の、よい妻になるため」に留学へ送り出すが、天璋院は「大きなことをなさるのは、きっとあなたご自身かと。きっとそうなります。(女なのに?)梅様、これは誰にも内緒なのですが、あなたにはだけはこっそり教えて差し上げましょう。私は将軍の御台所であった男なのです。この国はかつて、代々、女子(おなご)が将軍の座に就いておったのですよ」と告げ、物語は幕を閉じる。

 21話のラストを飾った梅子を演じた宮崎莉里沙は、今年7月にフジテレビで放送されたドラマ「ばらかもん」の「なる」を演じ、一躍話題に。同時期に放送されていたテレビ朝日系ドラマ「単身花日」にも主人公の娘役で出演している、今をときめく人気子役だ。

 宮崎の登場に、視聴者からは「ばらかもんのなるだ!」「この子、上手い!NHK初出演!NHKは、良い子役を手に入れましたよ!」「ラストに津田梅子が登場するとはサプライズでしたね」「ばらかもんのなるが大奥のラストを〆る津田梅子かー!」「ラストしっかりと津田梅子さんまで しかも、その梅子ちゃん役に宮崎莉里沙ちゃんとか、キャストも最高」と、驚く声が上がった。

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