内藤剛志 BS日テレで新作サスペンス主演 「旅行気分で2時間気楽に楽しんで」

[ 2023年12月13日 05:00 ]

令和のサスペンス劇場をアピールする内藤剛志
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 BS日テレが9年ぶりに放つ新作サスペンスドラマ「旅人検視官 道場修作~庄内・湯野浜温泉殺人事件~」に主演する内藤剛志(68)が17日の放送(後7・00~8・55)を前に同局で見どころを語った。

 定年退職した元警視庁検視官が、亡き妻の愛した俳句ゆかりの地を巡る旅先で事件に巻き込まれていく展開で、山形県庄内地方でオールロケが行われた。

 数多くの警察・刑事ドラマに出演してきた内藤だが、「卒業した刑事役は初めて」と話し、「捜査もできないし、逮捕もできない。誰が犯人なのかを推理して、僕より早く犯人を皆さんに見つけてもらいたい」と笑顔で視聴者に呼び掛けた。

 演じる道場修作は仕事一筋に生きてきた検視官。「退職して初めて知ることも多く、人生をやり直している人です。道場(みちば)は“どうじょう”とも読めるし、もう一回鍛え直すという意味合いも持つ。退職して生活が変わっても、人生ってどこからでもまた始められるということを伝えたい」とヒューマンドラマとしても楽しんでほしいとアピールした。

 「スタッフ、キャストみんなで“これをやろうね”と思っていたことは、安定していて見やすくて懐かしい2時間ドラマでありながら、何か新しいこともやりたいということ。“懐かしくて新しい”という矛盾したものができればいいなと。あえて令和の時代にやる新しさみたいなものがうまくミックスできたと思う」

 俳句がキーとなるが、「(種田)山頭火や“咳(せき)をしても一人”などを残した尾崎放哉の句を読むのは好きでした。短い中にテーマを封じ込めて素晴らしいですね」と自らと俳句との関わりを口にした。

 「美しい風景、おいしい食べ物。懐かしいけど新しい令和の旅情サスペンス。旅行に行った気分で2時間気楽に楽しんで欲しい。僕の中では既に10カ所くらいロケ地が決まっている」とシリーズ化も確信している。

 中山忍、山田純大、金山一彦、紫吹淳らが共演している。

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