「和牛」解散へ 水田のコメントがネットで大論争「水田さんらしい」「最後の文に違和感」

[ 2023年12月13日 15:52 ]

お笑いコンビの和牛の水田(左)と川西
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 吉本興業は12日、同社公式サイトで人気お笑いコンビ「和牛」の2024年3月末でのコンビ解散を発表した。公式サイトに掲載された、水田信二(43)のコメントにネット上ではさまざまな声が挙がっている。

 コメントで水田は「きっかけは、3年程前に気の緩みから複数回の遅刻が重なったことでした。加えて漫才のパフォーマンスにおいて川西の要求に応えられないことがあり、漫才への取り組み方について川西との差を感じるようになりました」と自身の遅刻が重なったことが原因で相方との溝が広がっていったと説明。さらに「川西のことは、絶対に大丈夫な人なので心配はしていません。僕自身のことはすごく心配だらけなのでこれまで以上に応援してください」と結んでいた。

 ネット上で、「『心配なんで応援してください』で終えてる所で人間性の差を感じたし、今後どっちを応援したいかは明白だよね」と指摘する投稿があり、論争が一気に激化した。

 「水田さんを否定しないでほしいな。これが水田さんなりのお笑い道」「『川西は絶対大丈夫』っていう一文に水田さんの愛と信頼を感じるけど」「そうかな?水田らしくない?」「芸人にそういうの求めてもねぇ」「少しでも笑いに変えたいと思ってのことじゃん お笑い芸人らしいと思う」とあくまで水田らしさがにじんだコメントだと擁護する声がある一方、「水田さんの最後の文に違和感を感じてしまった…」「個人的には、やっぱ川西さんを応援したい」「確かにこれだけ見ると水田さんどーなの?って思いますね」「今まで水田さん面白いし好きでしたけど、もうそう言う目で見れない」などと違和感を覚えたという声も挙がった。

 同サイトでは「水田信二と川西賢志郎は今後、弊社所属のまま、それぞれの道を歩んでいくことになりました。これまで、和牛に多大なご声援をいただきましたファンの皆様、関係者各位には心より感謝いたしますとともに、引き続き2人にご支援を賜りますようお願い申し上げます」と両者とも芸能活動は継続することが発表された。

 2006年に結成された和牛は、ツッコミの川西と、ボケの水田で構成される漫才コンビ。M-1グランプリには2015年から5年連続で決勝進出を果たし、16年・17年・18年に3年連続準優勝していた。14年にはNHK上方漫才コンテストを制し、18年に上方漫才大賞で奨励賞、21年に同特別賞など、受賞歴も多数の実力派コンビだったが、今年11月の「アキナ」「和牛」「アインシュタイン」の3組からなるユニット「アキナ牛シュタイン」の全国ツアーの一部公演が中止となっていた。

 以下、両者のコメント。

 ▽水田信二 「来年の3月末をもって和牛を解散することになりました。きっかけは、3年程前に気の緩みから複数回の遅刻が重なったことでした。加えて漫才のパフォーマンスにおいて川西の要求に応えられないことがあり、漫才への取り組み方について川西との差を感じるようになりました。お客さんに笑ってほしいという目的は同じでしたが、川西の求めるものと自分のやりたいこととのギャップが徐々に開いていき、相方に対して意見することができなくなり、楽しかった漫才が苦しいだけの毎日になっていました。自分にとって、漫才も漫才以外のお仕事も、芸人の仕事は全て本業です。和牛を応援して下さっていた皆様、会社やスタッフさん、関係者の方々にはお笑いで応えていきます。川西のことは、絶対に大丈夫な人なので心配はしていません。僕自身のことはすごく心配だらけなのでこれまで以上に応援してください。 水田信二」

 ▽川西賢志郎 「突然の報告ではございますが、来年の3月末日をもって和牛を解散することとなりました。3年ほど前から、僕はより舞台に力を入れたいという思いが強くなる一方で、水田の劇場出番への遅刻が続いたことをきっかけに、自分と彼との漫才に対する姿勢の違いが目立つようになりました。徐々に彼を信頼できなくなり、節度を保てず厳しく言葉をかけることもありました。それが彼を苦しめることに繋がり、求めるような漫才もできなくなってしまいました。自分がなりたかった漫才師像を、実現している姿を楽しみにしながら応援してくださっていた皆様には、心苦しい報告となりましたが、どうかご理解ください。また、関係者各位へ最大限にご迷惑をおかけしない形を模索し、会社と相談を重ねておりましたが、急なご報告となってしまいました。そのために、ご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。漫才師として自分を育ててくれた会社やスタッフの皆様、仲間やお客様に、改めて感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。今後も芸人活動は続けてまいります。
新たに情熱を捧げられるものを探し、見つけ、挑戦していけたらと思っています。具体的な活動に関して、皆様へお伝えできる日が来るよう、日々を精一杯に。 川西賢志郎」

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