ビートたけし 勝てなかった関西の漫才コンビを告白「すごいもん。しぶてぇなこの人たちって」

[ 2023年11月24日 17:50 ]

ビートたけし
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 ビートたけし(76)が22日放送のABEMA「石橋貴明 THE強運マスターズ2023in韓国」に出演。1980年代初頭の漫才ブームの苦労話を明かした。

 番組途中で、たけしはおもむろに「でもさ、おぎやはぎも貴明も関西に対抗して仕事しているのは偉いよな」とポツリ。「漫才ブームのころは、紳助・竜介、B&B」と、関西に強力な“ライバル”がいたと振り返り、「すごいもん。関西の漫才って、しぶとくて」とうなった。

 特にたけしが名前を挙げたのが「横山やすし・西川きよし」。「やすきよさんなんか、最後の方はさ。おいらが前でガンガンやるじゃない。それで、やすきよさんがトリなんだけど、10分間くらいやるんだけど、全然ウケないんだよ。でも、汗たらして、30分やっていたからね」と当時を回想した。

 さらに「終わったころに、やすしさんが“おい、いいとこだけ使えよ”って言う。しぶてぇなこの人たちって。絶対に(ウケるまで舞台から)降りなかったもんね」と、大御所漫才師の意地を見たという。

 たけしは「俺も、漫才の時は胃が痛くなったもん」と苦い思い出を振り返り、「大阪弁に客が慣れている。あのリズムで。だから関東弁というか、俺なんかは浅草の下町の言葉でやるけど、“君はね”なんてやったら終わりだもん。関東の漫才は全然ダメ」と、客席の反応に困惑したこともしばしば。

 石橋やおぎやはぎも、思わず聞き入った苦労話。たけしは「関西のリズムが客が慣れちゃっているから。標準語みたいな漫才やったら“何これ”って感じで、明らかに客が引いているのがわかるから。あれは大変だったね」と貴重な話を披露していた。

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