スマイリーキクチ　マフィン食中毒騒動の過剰なバッシングを批判「正義が悪酔いすると凶暴化する」

スマイリーキクチ
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　タレントのスマイリーキクチ（51）が24日までに自身のＸ（旧ツイッター）を更新。アジア最大級のアートイベント「デザインフェスタ」（今月11、12日、東京ビッグサイト）に出店した焼き菓子店のマフィン食中毒騒動について私見をつづった。

　この騒動の関連記事を引用したスマイリーは、「相手に非があれば、リンチする群れを集めるために国籍だの疾患だの無責任に人格を創り上げて徹底的に追い詰める。叩く側は被害者でも子どもでもない」と投稿。「正義が悪酔いすると凶暴化する。非難よりも言葉で命を奪うネットのゲームのようだ」と過剰なバッシングを批判した。

　マフィンを販売したのは東京・目黒区の焼き菓子店「Honey×Honey　xoxo」（ハニーハニーキス）。購入者がSNSで腹痛など体調不良を訴えたほか、異臭や「具材が糸を引いている」などと指摘する声が相次ぎ、厚生労働省がリコール対象事案としてサイトに情報を公表した。健康への危険性の程度は、フグなど有毒魚や毒キノコなど有害植物、ボツリヌス毒素に汚染された容器包装詰食品などと同等の「CLASS　Ⅰ」に分類された。

　同店は21日までに回収情報の周知方法に設定していたXとインスタグラムを削除。22日までに公式サイトを開設したものの、批判と混乱の声が上がっていた。