榎木孝明 古巣・劇団四季は「ミュージカルをやる劇団だと知らなくて」 レッスン内容に驚き

[ 2023年10月15日 17:41 ]

榎木孝明
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 俳優の榎木孝明(67)が15日、TBSラジオ「爆笑問題の日曜サンデー」(日曜後1・00)にゲスト出演し、劇団四季在籍時のエピソードを披露した。

 鹿児島から上京し、武蔵野美大へ進学。在学中に劇団四季の研究生になった。パーソナリティーの「爆笑問題」太田光から「元劇団四季ってことは、歌はもうかなり…」と振られると、榎木は「半世紀も前ですから。ミュージカルをやる劇団だと知らなくて入った。入った日からクラシックバレエとか声楽とかやってるんだけど、何でやってるんだろう?と」と明かし、驚かせた。

 入団した理由を問われると、「たまたま見た(四季の)芝居がすごく洗練された、『カッコーの巣をこえて』って。こんなセンスのいい芝居をやる劇団があるんだって、それだけで受けて、入って」と告白。「考えてみれば、試験は歌も踊りもあったんだけど、その時に疑問に思わないというのは、俺も…」と笑わせた。「(試験用の)楽譜を出さなければいけなかったんだけど、楽器店に行って何にしようかなって、学校で習った歌を探して」。太田が「それでまた、よく合格しましたね?」と驚くと、榎木は「何とか補欠で」と笑った。

 とはいえ、やはりミュージカルへの苦手意識は消えなかったという。「結果的には四季にいたのは6年間だけなんですけど、ミュージカルは自分には不得手だなというのが実はずっとあって。頑張ってやってたんだけど、ダメだなと思ってやめて、ストレートプレー(せりふ劇)の方に移っていきます」と振り返った。

 在籍中は劇団の活動、学生、アルバイトと多忙だった。「どっちかを選ばなければいけないと思って、学校を自主退学して、親から泣かれました。そんなわけの分からんことを…って」と明かし、笑わせていた。

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