佐久間宣行氏 自身の名前が出ることで「良かった」と思った意外なこと「俺個人としては嫌だけど…」

[ 2023年10月15日 10:58 ]

佐久間宣行氏
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 プロデューサーで演出家の佐久間宣行氏(47)が15日放送のフジテレビ「ボクらの時代」(日曜前7・00)に出演。フリーになってからの変化などについて明かした。

 テレビ東京でさまざまなヒットバラエティーを生み出した佐久間氏は45歳で独立。現在はフリーでプロデュース、演出だけでなく、ラジオパーソナリティー、演者としても幅広く活躍している。

 YouTubeなど自分の出演する番組の編集なども行うことがあるが、「恥ずかしいよ。自分のYouTubeを自分で編集で直した時に“佐久間、余計なこと言ってるから切ってくれ”とか」と苦笑。それでも「演者としていろいろな番組に出ることによって、ディレクターの腕が上ったんだよ」とも。それは「自分のやり方しか知らなかったから」だといい、「それが(自分が)出るようになって、“日テレはこうやってタレ打ち(タレントとの打ち合わせ)なのか”とか“フジテレビって技術さんはこういう感じで進めるのか!”って分かって、だから、俺、ディレクターとして吸収中。それは意外なことだった」と明かした。

 バラエティーにとどまらず、さまざまな分野に進出していることには「できることっていうか、お笑いちゃんとやっていて良かったなって思う。お笑い番組を作ることをずっと続けてきたから、溜まってきた知見がドラマにちょっと活かせるとか、それってお笑を17年作ってきた人間じゃなかったら持ってない知見だから、それに意味がある」と見解。「フリーになって分かったのは、コアになる部分の武器をちゃんと持っているか持っていないか(が大事)。よくお酒に例えるんだけど、ずっとサワーを作っていた人は薄いわけよ。最初にスピリッツに近いような、原液に近いようなものを作っていたのが俺の芸風だった。それがゴットタンみたいな、普通だとちょっと一般ウケしないけど苦いみたいな。その酒を造っていたから、フリーになっていろいろな仕事をもらった時に、ここはトニックで終わればとかできるようになった感覚」と説明した。

 この日出演した「ハライチ」岩井勇気が「今、この演出家の人がやっているからってバラエティーを見ることがないですか?佐久間さんがやっているから見よう!って人も結構いる」と指摘。すると、佐久間氏は「(自分の)名前が出たほうが得だなと思ったこととして、炎上した時に俺の責任になるなと思って。演者じゃなくて。『ゴットタン』とかでも。それはいいなと思った。俺個人としては嫌だけど、やっぱり演者だけが炎上するのっておかしいなと思っていたから」と思いを明かす場面もあった。

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