デーブ・スペクター氏「NGリスト」などジャニーズ会見に「キャンドル・ジュンの方が仕切りがよかった」

[ 2023年10月5日 12:13 ]

デーブ・スペクター氏
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 放送プロデューサーのデーブ・スペクター氏が5日、自身のX(旧ツイッター)を更新。創業者の故ジャニー喜多川氏による性加害問題を巡り、ジャニーズ事務所が2日に東京都内で開いた記者会見で、特定の記者らを指名しないようにする「NGリスト」があったとされる問題に言及した。

 デーブ氏は「衣装のボタンの色まで決める天下のジャニーズが記者会見を外資系コンサルに任せる?外資系であれば実話ナックルズは知らんだろう。まだキャンドル・ジュンの方が仕切りがよかった」と広末涼子の不倫騒動の際、1人で会見を開いた元夫でアーティストのキャンドル・ジュン氏を引き合いに出し、痛烈に批判した。

 2日に行われた会見は、質疑応答について「1社1問」のルールが設けられ、司会を務めた元NHKアナウンサーの松本和也氏が指名する形で進行。300人近い記者らが詰めかけたが、挙手する記者が後を絶たない中で打ち切られ会場内は一時騒然。指名されなかった記者らの間からは、意図的に指名しなかった可能性などに触れて「とんだ茶番会見」「八百長会見」と批判の声が上がっていた。

 NGリストをめぐってはスポニチ本紙が“極秘”でリストを入手。6人の記者やフリージャーナリストの名前や顔写真が掲載されていた。東京新聞記者の望月衣塑子氏や世界平和統一家庭連合(旧統一教会)問題の追及で知られるジャーナリスト鈴木エイト氏ら、挙手し続けながら指名されなかった記者の名前があった。リストを基に質問者を選別していた疑いがある。

 事務所は4日夜、リストについて「弊社関係者は誰も見ていない」と関与を否定するコメントを発表。会見の前々日の打ち合わせで「NG」と書かれた媒体リストを示され、副社長の井ノ原快彦が疑問を呈したところ、コンサル会社が「(会見の)後半で当てるようにする」と話したという。会見の運営を任されていたのは、米国に本社がある「FTIコンサルティング」で、事務所が9月7日に初めて行った会見も担当している。

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