美　少年　主演舞台「少年たち」初日　Snow　Man岩本照が演出、構成と振り付け担当

熱演する美 少年の（左から）浮所飛貴、那須雄登、岩崎大昇、佐藤龍我、藤井直樹、金指一世（撮影・藤山　由理）
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　男性6人組「美　少年」の主演舞台「少年たち」が4日、東京・新橋演舞場で初日を迎えた。2021年から男性5人組「HiHi　Jets」と2年連続で主演。単独主演は初めてとなる。28日まで。

　Snow　Manの岩本照が舞台初演出で、構成と振り付けも担当。刑務所で少年たちが友情を深める作品の軸は保ちつつ、現代での戦争をテーマに新たな物語をつくりあげた。オープニング映像のナレーションも担当。キャストがほぼ裸で桶（おけ）を使って踊る「桶ダンス」は、作品の内容と昨今の状況を鑑みて行わない。

　6人は少年の心情を時にコミカルに、時にシリアスに熱演。劇中では那須雄登と浮所飛貴、藤井直樹と岩崎大昇、佐藤龍我と金指一世がそれぞれ2人で歌唱する場面もあり、息ぴったりのハーモニーを響かせた。

　浮所、岩崎、佐藤らの赤チームと那須、藤井、金指らの青チームによる大縄飛び対決も実施。60回跳んだ赤チームが57回跳んだ青チームに勝利。青チームは罰ゲームで、立った状態から腕立て伏せをし、ジャンプをしながら立つトレーニング（バービー）を5回行った。

　岩本が振り付け、親指と人さし指で四角形を作るダンスが特徴的な新曲「Flicky」も披露。佐藤龍我は「丁寧にアドバイスをいただき、新たな僕たちの一面を引き出していただいた」と岩本に感謝。岩崎大昇は「皆さまに特別な時間をお届けできるよう、新たな気持ちで演じます」と意気込んだ。

　阿達慶、竹村実悟、千井野空翔、関翔馬、渡邉心、高橋曽良、堀口由翔、木村来士も出演。この日の公開稽古にはSnow　Manの深澤辰哉も来場し、客席から熱視線を送った。