平成フラミンゴ 契約トラブルでコムドットイベント出演見合わせ “正式な手順”踏まず「不信感とか」

[ 2023年6月19日 12:28 ]

平成フラミンゴのNICO(左)とRIHO
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 チャンネル登録者数346万人を超える人気ユーチューバーコンビ「平成フラミンゴ」が19日までにYouTubeチャンネルを更新。人気ユーチューバーグループ「コムドット」がプロデュースする「Creator Dream Fes」(7月27日、東京ドーム)の出演見送りをめぐり、契約トラブルがあったことを明かした。

 チケット発売後の6月に出演見送りが発表されたが、NICOとRIHOは動画で「いつも応援してくださる皆さんに会える機会もなかなかないから本当に楽しみにしてたので、悔しいなって。いろんな憶測がたってたり、悲しい思いしてる人たちがいて、私たちとしても悔しい」と自分たちの口から説明したい考えで動画をアップした。

 4月29日にコムドットのYouTubeで「突然出演依頼してみた」というドッキリ動画が公開され、出演に合意。この時点で正式な契約は交わしておらず、イベントのコンセプトや詳細は聞かされていなかったという。また、イベント主催側が事務所や本人に対して説明して、把握した上で出演依頼が成立して動画が公開されるはずだった。

 RIHOは「私たちは事務所に所属しているクリエイターなのでイベント出演とか他のお仕事するのは、お仕事いただく会社さんとか運営さんから事務所にオファーをかけていただいて書面でちゃんと契約というものを結んでからお仕事が決まります。その正式な順序がなくて、正式なオファー前にコムドットさんの動画が上がるという情報があったんです。事務所は正式な手順を踏んでから公開してくださいと運営さんにお願いしたのですが、動画が勝手に公開されてしまった」と、平成フラミンゴ側の承諾がないまま動画を公開されてしまったという。

 NICOは「私たちも順序(手続き)があるだろうと思ってしまっていたので、もっとちゃんとそこの確認とか大丈夫かなっていうところをしっかりしておけばこういうことにならなかったのかなって責任を感じています」とし、その後、詳細の説明を聞き、出演する意向でパフォーマンスなどを考えていた。

 一方、当日は歌のパフォーマンスの依頼を受けていたというが、「動画クリエイターが夢をかなえる場所なのに、急いで夢を作るとか違うよなって思って。不安とか不信感とか募ってきちゃって…」。運営との話し合いも希望したがかなわず、制作時間も十分にとれないことから結局出演を見合わせた。運営からコムドットと直接会話しないよう言われていたため、コムドットとは連絡をとらないようにしていたという。

 出演キャンセルによるチケット返金対応を行うとしており、RIHOは「返金するからいいじゃんって、お金戻ってくるならいいじゃんっていうだけで、解決できることではないというのはわかってるんですけど…」としながら、チケット購入者らに誠実に対応したい考えを示した。

 運営、事務所、平成フラミンゴの3者で出演見合わせを発表したい意向だったが、NICOは「私たちと事務所の同意なく、(イベントの)公式ツイッターからの発信が先になってしまい、こうした形での発表になってしまってすごく悲しいです」と訴え、「いつも応援してくださっている方々に申し訳ない気持ちでいっぱいです」と頭を下げた。

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