福山雅治 「断る勇気よりもやってみる勇気を選んできた結果が今」 当初は役者志望じゃなかったけれど…

[ 2023年6月19日 17:00 ]

シンガーソングライターで俳優の福山雅治
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 俳優でシンガー・ソングライターの福山雅治(54)が18日放送のTBS「日曜日の初耳学」(日曜後10・00)に出演。これまでの人生で得た気づきを明かした。

 長崎から上京し、19歳で俳優に、アーティストとしては1990年、21歳の時に「追憶の雨の中」でデビュー。役者志望ではない中で俳優として芸能界入りし、大河ドラマなど数多くのドラマで主演を務めるスター俳優に。さらにミュージシャンとしても紅白歌合戦の大トリを務めるほど国民的な人気を集めている。

 「俳優、ミュージシャン、アイドル、スポーツ選手…表現者が現役の中で生まれ変わる瞬間ってあるじゃないですか。一皮むけたなとか。ああいうのって、僕が思うに自分自身の力で殻を打ち破れてるわけじゃないと思うんです。最後は自分が破らなきゃいけないけど、どこか無茶ぶりされて、まだそんな主役なんておこがましいですよって言ってオファーが来てるのに断り続けてたら主役のオファーは来なくなる」と持論を展開。

 「人が地位を作るのではなく、地位が人を作るって言葉あると思うんですけど、与えられるチャンスがある人が一皮ずつむけていくんだと思うんです。断ることって勇気がいりますけど、断る勇気よりもやってみる勇気を選んできた結果が今だと思う」と、求められるものを背伸びしてでも受けてきたからこその今だと明かした。

 「もともとお芝居をやりたいと上京したわけじゃない。仲良くなれば音楽もやらせてくれるかな?って思ってオーディションを受けたんです。そうは言いながらもぱっと音楽やらせてもらえるほどの才能もないわけです。音楽やりたいってあまりに言うもんだから、そんなに音楽やりたいなら曲持ってきてくださいって言われて。そこで初めて気が付いた、曲がないことに」と苦笑。

 「コピーバンドやってて、ギターだったからメモ程度の曲とか詞はあったけど、その程度のを出して才能ないじゃんって言われるよりはない方がいいなと思って。これから作りますって言った方が可能性が遺されるから」と10代の思考を振り返り、「勘違いしてたし、無鉄砲だったし。情熱だけはあるけどどっかナメてるというか。ファンとスタッフさんに拾われて今がある」と感謝した。

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