来春朝ドラ「らんまん」の新キャストに志尊淳、島崎和歌子ら 広末涼子、笠松将、中村里帆が初出演

[ 2022年8月26日 11:49 ]

23年度前期のNHK連続テレビ小説「らんまん」に出演することが決まった志尊淳
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 NHKは26日、俳優の神木隆之介(29)が主人公を、浜辺美波(21)がヒロインを演じる、2023年度前期の連続テレビ小説「らんまん」の新キャストを発表。俳優の志尊淳(27)、笠松将(29)、寺脇康文(60)、タレントの島崎和歌子(49)、女優の松坂慶子(70)広末涼子(42)、中村里帆(23)、佐久間由衣(27)の8人の出演が決定した。広末、笠松、中村は朝ドラ初出演となる。

 今回、新キャストとして発表されたのは神木演じる主人公・万太郎のふるさとの家族など、彼の人生に大きな影響を与える「高知編」出演者。

 志尊は万太郎の生家である酒蔵「峰屋」の番頭の息子で、万太郎のお目付け役を命じられる竹雄役。「半分、青い。」(18年前期)以来、2度目の朝ドラ出演。「とてもワクワクしています。とにかく今回は竹雄として万太郎を支え、志尊として神木座長を支えることに注力したいと思います。みなさんに愛して頂けるキャラクター作りを目指して頑張ります。今回の舞台は高知県ということで、方言のみならず、様々なことが初めてですが、新たに色々なに触れ、知ることができることを心待ちにしてます」とした。

 島崎は自由民権運動を支援する女性、通称「民権ばあさん」、楠野喜江役。「すずらん」(99年前期)以来、2度目の朝ドラ出演。「ふるさと高知の登場人物を演じられる事を光栄に思います。高知の女性はとても強くて自立しているので地でいけそうです。しっかり自分の意見を言える『民権ばあさん』楽しみにしています。地元高知が舞台になるのも楽しみです。共演者はほとんど初めての方が多いので「高知のばあさん」と言われるようになりたいです」とコメントを寄せた。

 松坂は万太郎の祖母・槙野タキ役で、夫と一人息子に先立たれたため、「峰屋」を女手一つで切り盛りしている曲がったことが許せない正しく強い女性を演じる。「まんぷく」(18年後期)以来、4度目の朝ドラ出演。「南国土佐の燦々とした太陽を浴びて育ったタキさんを、スケール大きく力強く演じたいと思います。どんな女性像が生まれてくるのか、とても楽しみにしております」と前向きに明かした。

 朝ドラ初出演の笠松は幼い頃から「峰屋」に出入りする蔵人・幸吉役で「物語に幸が、皆様の今日が吉となるよう、天真爛漫に、一生懸命演じたいと思います」とコメント。中村は万太郎が幼い頃から「峰屋」に奉公している働き者の女中・たま役で「ずっとずっと夢見ていた朝ドラへの出演が決まり、しかもそれが地元の高知が舞台であること。これまで生きてきた中で一番と言っても過言ではないくらい嬉しい出来事です!」と喜びを語った。

 そのほか、「ひよっこ」(17年前期)以来2回目の出演となる佐久間は万太郎の姉・槙野綾役。「おひさま」(11年前期)以来3度目の朝ドラ出演となる寺脇は学問所「名教館」の学頭で万太郎の人生の師匠・池田蘭光役。初出演の広末は神木演じる主人公・万太郎の母で、槙野ヒサ役を演じる。

 通算108作目の朝ドラ。江戸末期から昭和までの激動の時代を生き抜き、明るく草花と向き合い続けた「日本植物学の父」と称される牧野富太郎をモデルにした主人公・槙野万太郎の人生を描く作品。原作はなく、脚本は同局ドラマ「流行感冒」や「群青領域」などを手がけた劇作家の長田育恵氏が務める。神木が演じる主人公・万太郎の妻で、ヒロイン・寿恵子を浜辺美波が演じる。クランクインは秋を予定している。

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