将棋・服部慎一郎四段が初の王将戦挑戦者決定リーグ入り決めた! 四段では6期ぶり4人目

[ 2022年8月26日 17:24 ]

第72期ALSOK杯王将戦で初の挑戦者決定リーグ入りを決めた服部慎一郎四段(撮影・我満 晴朗)
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 将棋の第72期ALSOK杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)は26日、東京都渋谷区の将棋会館で2次予選2組の決勝を行い、後手の服部慎一郎四段(23)が114手で本田奎五段(25)に勝ち、初の挑戦者決定リーグ入りを決めた。

 富山県出身の服部は20年4月に四段昇段。昨期の叡王戦では挑戦者決定戦に進出するなど頭角を現した。今期も22勝3敗(未放映の対局を除く)と絶好調で、この日も中終盤の攻め合いから一気に抜け出す切れ味鋭い指し回しが光った。四段での王将戦挑決リーグ入りは第66期(2016年度)の近藤誠也以来、6期ぶり4人目となる。

 例年9月下旬に開幕する挑決リーグの予選勝ち上がりは豊島将之九段(32)に続き2人目。最後の1枠は9月2日の2次予選3組決勝(佐藤康光九段―糸谷哲郎八段)で決まる。シード棋士は渡辺明名人(38)=棋王との2冠=、永瀬拓矢王座(29)、羽生善治九段(51)、近藤誠也七段(26)の4人。

 現在の王将位は藤井聡太5冠(20)=竜王、王位、叡王、棋聖=が保持している。

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2022年8月26日のニュース