広末涼子が朝ドラ初出演 23年前期「らんまん」 神木隆之介演じる主人公の母役「丁寧に演じきりたい」

[ 2022年8月26日 11:05 ]

23年度前期のNHK連続テレビ小説「らんまん」に出演することが決まった広末涼子
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 NHKは26日、俳優の神木隆之介(29)演じる2023年度前期の連続テレビ小説「らんまん」の新キャストを発表し、女優の広末涼子(42)が朝ドラ初出演することが分かった。

 広末は神木演じる主人公・万太郎の母で、槙野ヒサ役。病弱ながらもやっと授かった万太郎のことを誰よりも慈しむ。植物が好きな万太郎の成長を温かく見守る役どころ。

 広末は出演にあたり、「万太郎にとって何より大切なものを支え、励まし続ける“母の面影”はとても大事な役どころ。丁寧に演じきりたいです。牧野植物園には小さい頃、何度も足を運びました。舞台が自分の生まれ育った高知県という部分でも楽しみにしています。神木くんと初めて共演したのは、彼がまだ小学生の頃でした。あの頃のピュアな眼差しを失っていない彼だからこそ演じられる、槙野万太郎像を見られることが本当に楽しみで期待しています」とコメントしている。

 今回、新キャストとして発表されたのは万太郎のふるさとの家族など、彼の人生に大きな影響を与える「高知編」出演者。今回発表されたのは広末を含め、志尊淳、佐久間由衣、笠松将、中村里帆、島崎和歌子、寺脇康文、松坂慶子の8人。広末のほか、笠松、中村も朝ドラ初出演となる。

 放送中の「ちむどんどん」、10月スタートの「舞いあがれ!」に続く、通算108作目の朝ドラ。江戸末期から昭和までの激動の時代を生き抜き、明るく草花と向き合い続けた「日本植物学の父」と称される牧野富太郎をモデルにした主人公・槙野万太郎の人生を描く作品。原作はなく、脚本は同局ドラマ「流行感冒」や「群青領域」などを手がけた劇作家の長田育恵氏が務める。主人公・槙野万太郎は神木隆之介が演じ、ヒロインでその妻・寿恵子を浜辺美波が演じる。

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