香川照之 テレビCM起用は有名企業ズラリ 各社の対応は「今後を注視し対応」

[ 2022年8月26日 20:18 ]

香川照之
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 俳優の香川照之(56)をテレビCMで起用している各社は26日、「週刊新潮」で伝えられた高級クラブのホステス女性への性加害問題について、対応を明かした。

 香川はトヨタ自動車、KINCHO、サントリー、アリナミン製薬、東洋水産、オプテージなど、有名企業のテレビCMに出演。

 トヨタは、CMとネットを融合させたオウンドメディア「トヨタイムズ」で、編集長という肩書で香川を起用。今回の件に、広報部は「香川照之氏に関する一部週刊誌での報道内容ついては、社会的に許されざる行為であり、大変残念に思います。本件は、当事者間で解決がなされており、また、ご本人も深く反省し、謝罪されていると伺っております」とコメント。「私どもとしても、今後を注視させていただきたいと考えております」と回答した。

 「ゴキブリムエンダー」のCMで起用しているKINCHO宣伝部は「これからどうするか検討する」と返答。「アリナミンEXプラスα」のCMで起用しているアリナミン製薬のお客様相談室は「状況を鑑みながら今後、対応を検討していく」、「eo」のCMで起用しているオプテージの広報チームは「現時点では決まっていない。今後、皆さんの意見なども踏まえて検討していく」と回答した

 また、「MARUCHAN QTTA」のCMで起用している東洋水産CSR広報部は「現在、お答えできることはありません」とし、8月からリニューアルで現在放送されていないものの「パーフェクトサントリービール」のCMで起用していたサントリー広報部は「リニューアル後のマーケティング活動に向けて検討中」としている。

 香川の所属事務所は25日、「週刊新潮」の報道内容を認めた上で「全ては本人の不徳の致すところ」と謝罪した。事務所公式サイトで「本人の至らなさで当該女性に不快の念を与えてしまったことは事実」とし、「本人は深く反省し、今現在も自らの戒めとしております」とのコメントを寄せた。

 同誌が報じたのは、2019年7月に東京・銀座の高級クラブで起きた出来事。香川が席についたホステス女性の服の中に手を入れ、ブラジャーを剥ぎ取ったなどと生々しく伝え、その後も女性の胸を触り、キスをするなどしたとしている。ショックを受けた女性は、PTSD(心的外傷後ストレス障害)を患ったという。

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2022年8月26日のニュース