急逝の「赤い公園」津野米咲さん“最後の声”、出演ラジオで笑い声も…

[ 2020年10月19日 22:19 ]

「赤い公園」津野米咲さん(2014年撮影)
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 18日に急逝したロックバンド「赤い公園」の津野米咲さん(享年29歳)が19日放送のJ-WAVE「SONAR MUSIC」(後9・00)に登場した。事前収録に参加していたもので、この仕事が津野さんの最後の仕事となった。津野さんとともに収録に参加したラップグループ「MOROHA」のUK(33)のツイッターによると、16日に収録されたという。

 津野さんは同番組の企画「今!ギターが熱い!SONAR 秋のギター祭り!」で、UK、シンガーソングライター崎山蒼志(18)との座談会に登場。「こんばんは。ギター歴13年だと思います。愛用ギターは様々なストラトキャスターです。『赤い公園』のギター担当津野米咲です」と話し始め、ギターを始めたきっかけを「小さいころ、ピアノを習っていまして。でも不真面目なのでやめて。家にギターがあったのでチョロチョロ弾くようになって、本格的に始めたのは高校の入学で軽音部に入って、という感じで」とゆったりとした口調で自己紹介した。また、座談会の進行役を務め、「このギターがすごい!リフ編」では長澤知之の「P.S.S.O.S.」を選択。「こんな美しいの思いついたら、私も3分4分繰り返すだろうな」と語り、それぞれの選択に「変な3人集まって面白い」と笑うなど、なごやかに進行した。

 座談会の後半でも、同業者としてすごいと思うギタリストとして、宗藤竜太の名を挙げ「ストロークの間、コードそのものの音の積み方のセンスが独特。それをアコギ1本で表現しているのが、私にとっては異世界。何より、宗藤竜太の歌の世界にこれ以上ない伴奏を用意している。すごくギターと歌の仲が良い」と絶賛。「楽しい。このギター会なら、何時間でもしていたい」と話していた。最後に「あなたにとってギターとは」という質問には「ちょっとだけ、自分の話をします」と話し始め「私、軽音楽部に入った時にはジャンケンで負けてギターになったんです。ベースがしたかったんです。最初はやっかいで都合の悪い楽器だったんです。弦も多いし、単音を弾きたかったんだけどコードを覚えないといけないし。でも、そのやっかいな都合の悪いものと出会えたというエラーが、今ですね。私とギターの関係。つかず離れず。なんかかわいい。そばにいて、ちょっと腐れ縁のような、不思議な楽器だなって。あと、コミュニケーションツールでもあります。しゃべるのがちょっと苦手な時に、ギターがあると楽しかったり」と語り「きょうもこうやってのんびりしゃべれたし。ギターはもちろんですけど、きょうの3人、音楽が好きだって言う共通認識で楽しくできましたね。ということで、みなさん、きょうはありがとうございました~」という言葉で締めくくった。

 番組の冒頭にはナビゲーターでラッパーのあっこゴリラ(32)が「きょうはちょっとつらいことをお伝えしなければいけないのですが」とし、涙声で話し始め「今夜、番組に出演予定だった『赤い公園』の津野米咲さんの訃報が届きました」と語った。津野さんはこれまで何度も番組に出演、あっこゴリラとも10年ほど前から親交があったことを明かし「対バンする度に米咲ちゃんが私のドラムを褒めてくれてて」と思い出を語り「当時、私全然自分に自信が無かったからいつも心の支えにしてて、今回のことは、まだ個人的には全然受け止めきれてないですけど。私も最後まで頑張りたいと思います。リスナーのみんなも米咲ちゃんの最後の声も聞いていただけたらと思います」と話した。その後、津野さんが出演のパートは予定通り放送する事を伝え、1曲目に「赤い公園」の「オレンジ」をかけた。

 番組の公式サイトでも「今夜番組に出演予定だった赤い公園・津野米咲さんの訃報が届きました。津野さんの所属レーベル・マネジメントと協議の結果、事前収録していた出演パートは予定通りオンエアいたします。出演者・スタッフ一同、ご冥福をお祈りいたします」とし、予定通りに放送することを告知した。

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