與真司郎 3年前にゲイ告白――自分らしく生きる姿を貫けた 「SNSを見るのも怖かった…」当初は不安も

[ 2026年4月22日 05:00 ]

5年ぶりのソロツアーを開催する與真司郎(撮影・大城 有生希)
Photo By スポニチ

 男女ユニット「AAA」の與真司郎(37)が、2023年7月の歌手活動再開後初の全国ツアーを26日からスタートする。新作アルバム「THIS IS HOW I AM」を引っさげての4都市4公演。「生まれ変わった與真司郎としてファンの方に会えるのが楽しみ」と心持ちにしている。

 活動休止前の21年に開催して以来、5年ぶりのソロツアー。同作の収録曲に加え、過去のソロ曲も披露する予定で「ファンの方との近さを楽しみつつ、みんなで笑って歌い合える空間をつくれれば」と力を込めた。

 23年7月、活動再開発表と同時に「僕はゲイです」と同性愛者であることを告白して話題となった。「日本で歌手活動ができなくなるかも」との恐怖と闘いながらも「本当の自分でいたい」との思いから決意したと回想。ただファンからは温かく受け入れられ「カミングアウトできて良かった。最初はSNSを見るのも怖かったですが、自分らしく生きる姿を貫くことができたので、今では何を言われても気にしません」とマインドにも大きな変化があったという。

 そんな思いを詰め込み、今作の収録曲全11曲を自ら作詞作曲した。♪自分らしく自由に そんなもんで良いんじゃない?――と個性の違いを認め合う大切さを歌った「Upside Down」や、失恋経験をつづった「Kizuketa」など、自身の心情と正面から向き合った私小説のような作品。「本当の自分になることができた。このアルバムを聴いて一人でも多くの方に勇気を持って生きてもらえるきっかけになれば」という願いも込められている。

 そんな“ニュー與真司郎”としての全国ツアー。「これからもソロ歌手としてファンの方に素敵なメッセージを届けたいし、(活動休止中の)AAAとしてもまた何かができたら」とアーティストとしての夢を思い描いた。(吉澤 塁)

 ≪世界中を放浪≫與は2016年から米ロサンゼルスで生活していたが、24年ごろから世界を旅しながら活動している。欧州やアジアなどを放浪し「24年だけでも8カ国13都市を巡りました」と話すほど。特に英国の文化に強く影響を受け「日本の文化も大好きですが、英国の多様性を認め合う空間が心地よい。良い意味で自分を大切にするような思考になった」と振り返った。現在はツアー前のため日本で過ごす時間が多いが「これから南米、アフリカと行ったことのない土地に行きたい」とさらなる展望を語った。

 ◇與 真司郎(あたえ・しんじろう)1988年(昭63)11月26日生まれ、京都府出身の37歳。05年にAAAのメンバーとしてデビューし、10~16年にNHK紅白歌合戦に出場。19年に初のソロライブを開催。23年、カミングアウト後に米ニューヨーク・タイムズ紙の「世界に影響を与えた人々」の12人に選ばれた。

続きを表示

この記事のフォト

「美脚」特集記事

「中居正広」特集記事

芸能の2026年4月22日のニュース