OSK日本歌劇団 東京公演30日初日 翼和希「まず知ってもらいたい」

[ 2026年4月27日 05:27 ]

桜ミニパラソルを手に意気込みを語った千咲えみ(左)と翼和希
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 「OSK日本歌劇団」の翼和希と千咲えみ(いずれも年齢非公表)が「レビュー 春のおどり」東京公演(30日初日、新橋演舞場)の取材会を行った。翼はスポニチ本紙取材に「まず東京の方にOSKという劇団を知ってもらいたい。歌劇という文化をもっと皆さんに知っていただきたい」と意気込みを語った。

 今回の「春のおどり」は「ロミオとジュリエット」をベースにした和物ミュージカル「たまきはる 命の雫」と、洋物レビュー「Silenphony」の2本立て。Silenphonyでは「無音ダンス」という舞台では、未知の領域に挑戦。加えて「まるでインド映画」と評される演出もあり、作品全体の緩急が見どころの一つだ。千咲は「今のメンバーでしかできない春のおどりになっている。新しいものとして、今年も見てもらえれば」と期待をあおった。

 春のおどりは今年100周年の節目を迎える。公演のロゴも100年前のものを再現している。2人は2013年、当時73年ぶりの春のおどり東京公演(日生劇場)で初舞台を踏んだだけに、思い出深いものがある。2人とも初舞台の思い出は、断片的だという。

 トップスターとして100周年の東京公演に臨む翼は「立場も変わって舞台に立たせてもらえるのは感慨深い。OSKを知ってもらい、愛してもらえるようにするのが私たちの使命」。千咲も「この13年で東京公演ができる重みを一年、一年経つごとに実感して、舞台に立てているいるのは、ありがたいです。今回も来年、再来年と、どんどんつなげていくきっかけになる公演になると思っています」と語った。

 歌劇団はこれまで、存続の危機を迎えてきた。翼をはじめ「舞台ができない時期を経験した劇団だからこそ、舞台に立てていることが当たり前ではないというのを下級生の頃からずっと教わってきた。みんなが、当たり前ではないことを、当たり前でないと認識しているからこそ、一つ一つの舞台が大切で、その熱量がOSKは凄い」と舞台に上がれる感謝をかみしめている。

 「OSKの魅力は生命力。地に根を張った力強さがあると思う。それは変わらないものだと思う。戦前、戦中、戦後を何度もなくなりかけたOSKが、何度も壁にぶつかって、真っ向勝負で戦い続けて、生き抜いてきた強さが舞台に出ていると思います」。幾度となく危機を乗り越えたからこその強さがOSKの魅力でもある。「その魅力は途絶えさせてはいけないものだと思います」と翼は力を込めた。

 翼は今回、ひげをつけて舞台に上がるという入団以来の念願をかなえた。「若いお役をいただくことの多い13年間でして。ここぞとばかりにOKをいただきました。声を出して大いに笑っていただければ」と呼びかけた。東京公演は5月5日まで。

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