三浦春馬さん出演 NHK「太陽の子」今夜放送「想像力を皆様に届ける仕事 戦争を考えるきっかけに」

[ 2020年8月15日 10:30 ]

NHK特集ドラマ「太陽の子」の1場面(左から柳楽優弥、有村架純、三浦春馬さん)(C)国際共同制作 Eleven Arts
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 戦争に翻弄された若者たちを描くNHKの国際共同制作・特集ドラマ「太陽の子 GIFT OF FIRE」は終戦の日の15日、午後7時半から総合テレビ・BS8K・BS4Kで同時放送される。俳優の柳楽優弥(30)、女優の有村架純(27)、7月18日に急逝した俳優の三浦春馬さん(享年30)らが出演。柳楽は核分裂のエネルギーによる新型爆弾の研究を進める科学者の卵、三浦さんはその弟、有村は兄弟の幼なじみを演じる。

 太平洋戦争末期、京都帝国大学の物理学研究室で原子の核分裂について研究している石村修(柳楽)は、海軍から命じられた核エネルギーを使った新型爆弾開発のための実験を続けていた。空襲の被害を防ぐための建物疎開で家を失った幼なじみ・朝倉世津(有村)が、修の家に居候することになる。そこに修の弟・裕之(三浦さん)が戦地から一時帰宅し、久しぶりの再会を喜ぶ。爆弾開発の実験がなかなか進まない中、研究室のメンバーは研究を続けることに疑問を持ち始める。そして、裕之が再び戦地へ行くことになった矢先、広島に原子爆弾が落とされたという知らせが届く。研究者たちは広島に向かい、焼け野原になった広島の姿を目撃するのだった…。

 番組公式サイトに発表されたコメントは以下の通り。

 ▼柳楽優弥 とても重大な事実をベースにしたストーリーということで、撮影が始まる前は正直とても怖かったです。その中で、演出の黒崎さんが勉強する機会を設けてくださったり、有村さんや春馬くん他、何度か共演させていただいたキャストの方々が多かったので、とても心強く感じました。スタッフ・キャストの皆さんと一緒になって、しっかり学びながら撮影に挑むことができました。

 ▼有村架純 完成した作品を見た時に、今だからこそ見ていただきたい作品だと強く思いました。新型コロナウイルスなどの影響で世界中が変わりつつある中、国同士、人間同士の混乱も生じており、改めて平和について考える時だと思います。構想から制作まで十数年と温められ、今このタイミングで「太陽の子」を見ていただけるのは奇跡だと思いますし、そこに参加することができて、とても光栄です。

 ▼三浦春馬さん 太平洋戦争を描いた作品は数多く存在しますが、「太陽の子」は当時を力強く生き抜いた科学者の視点を強く描いた作品であり、これまでとはまた違った側面・角度から見返すことができました。このドラマは戦争、そして平和という大きなテーマが掲げられていると思います。僕たちの仕事は想像力を皆様に届ける仕事ですし、この作品を通して皆さんが戦争というものを考える大きなきっかけになればと思っています。

 ▼黒崎博氏(作・演出)1冊の古い日記を手にしたことが、始まりでした。そこには科学に情熱を注ぎ、青春を燃焼させる若い研究者の日常が書かれていました。原子物理学という新しい学問へのじりじりするような憧れと、一方でそれを兵器に転用することへの疑問。その姿は知らない誰かではなく、私たちと同じように生き方を探し続ける等身大の若者として迫り、僕は心を揺さぶられました。どうしてもその青春の形を物語にしたくなり、シナリオを書きました。テーマに強く共鳴してくれた人々によって、この物語は作られました。海外からも大勢のスタッフが参加しています。国籍に関係なくたくさん議論し、考えました。柳楽優弥さんは日本海に飛び込み、比叡山を駆けずり回って演じてくれました。キャスト・スタッフと合宿しながら撮り進めた「格闘の記録」が1人でも多くの方に届くことを願っています。

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