テレワーク落語会に続き「オンラインお座敷」 桂紋四郎が企画…Zoom利用し落語届ける

[ 2020年4月21日 15:47 ]

 落語家数人で自宅から生配信する「テレワーク落語会」を開催して話題となった桂紋四郎(32)が、今度はテレビ会議などで利用されているアプリ「Zoom」を使った「オンラインお座敷」を企画。21日正午から参加者募集を開始。近日中にスタートする。

 紋四郎は2月24日から笑福亭呂好(39)、旭堂南龍(39)らと「テレワーク寄席」を生配信。落語ファンの間で人気上昇中だ。今回の「オンラインお座敷」はZoomを使って、知り合い同士のグループが希望する時間に落語を届けるというもの。1回30分程度で「お客さんの楽しい空間ができればいい」と落語1席で笑わせる構え。相場の30分1人3000円程度で始める予定で、「噺家が何人か出ることも可能」という。

 今企画は、織田信長に関する小説を読んでいた際に「信長が強かったのは軍隊が時間、時期に関係なく戦いを挑んでいったから。落語も、時間にとらわれず、24時間いつでもできないか」と思いついたそうだ。阪大工学部出身の“理系”噺家。YouTubeも「5、6年前から始めている」と落語家の中ではいち早く利用を始め、毎朝「おはよう落語」も配信している。「落語家として今が1番忙しい感じです。落語会も、お客さんを呼ぶ時代ではなく、こちらから行く時代になるかも」。新企画に注目だ。

 詳しくは「monshiro.k@gmail.com」まで。

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2020年4月21日のニュース