倖田來未「艶かっこいい」 “復刻”全国ツアー完走

[ 2019年10月26日 04:00 ]

水槽の中をビキニ姿で泳ぐ倖田來未
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 歌手の倖田來未(36)が25日夜、全国ツアーを宮城・仙台サンプラザホールで締めくくった。07年と13年に開催した全国ツアーを現代版にアレンジし、復刻する試み。持ち味のエロかっこよさも健在で、12月から突入するデビュー20周年イヤーもその路線継続を約束。37歳の進化した「艶かっこいい」姿を見せると誓った。

 この日開催したのは、13年のツアー「ジャポネスク」の復刻公演。6年前と同様、色気たっぷりの花魁(おいらん)姿で登場すると、2000人の大歓声に包まれた。

 12年に長男(7)を出産後初となった思い出のツアー。「主婦になるか倖田來未を続けるか、悩んでいた時に旦那に“これからもエンターテイナーでいてほしい”と言われた。ターニングポイントになったツアーだった」と振り返った。

 シースルーの衣装で体をくねらせて踊るなど、エロかっこよさも圧巻。07年のツアー「ブラックチェリー」を復刻した前日24日の同所公演では、水槽の中をビキニ姿で妖艶に泳ぐ演出でスタート。ヘソ出しの海賊ルックも披露した。「目でも耳でも体でも楽しめるライブにしたかった」。演出も構成も全て自身でプロデュースしてこだわりを見せ、アルバム「re(CORD)」(11月13日発売)の収録曲を中心に21曲を披露した。

 9月から2種類のライブを交互に続け、全26公演を完走した。ポップスとアコースティックのライブを交互開催したレディー・ガガ(33)にヒントを得た。初の試みだけに、自身では珍しくピラティスなどのトレーニングを積んで挑んだ。

 00年にデビューし、12月6日に20周年イヤーに突入する。8キロ減量してセクシーさを強調し「エロかっこいい」と形容されてブレークしたのが05年だった。

 「常に挑戦してアップデートしていくのが倖田來未。ただ、守っていくべきものもある。過去をリスペクトしてオンリーワンでありたい」

 オトナの色気を漂わせ熱演した倖田。アラフォーの色気を帯び、進化した「艶かっこいい」路線でアニバーサリーイヤーを突っ走る。

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