「ナイトスクープ」2代目局長・西田敏行 最後の収録で涙「ノーサイドの気分」

[ 2019年10月26日 05:30 ]

会見をする西田敏行局長(右)と、次期局長に就任することが決まった松本人志(撮影・坂田 高浩) 
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 人気番組「探偵!ナイトスクープ」(ABCテレビ、関西ローカル)の新局長にダウンタウンの松本人志(56)が就任することが25日、大阪市内の同局で発表された。

 最後の収録を終えた西田は「ラグビーで言ったらノーサイドの気分」などと涙を交えながら語った。昨秋には降板を決意していたという。来月で72歳。月2回の新幹線での来阪は「体力的にもしんどかった」と話した。2016年に頸椎(けいつい)亜脱臼と胆のう炎発症で相次いで手術を受けており、体調が心配されていた。

 また、自身が局長となり「感動」を呼ぶようなエピソードが増えてきたことを挙げ「大阪人のエスプリを利かせる番組に修正していかないと番組のコンセプトが薄らいでいくという危惧があった」と降板の理由を説明。松本について「乾いた笑いも濡れた感性もフィフティーフィフティーで調合できる唯一の人ではないか」と期待した。

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