キムタク主演日曜劇場「グランメゾン東京」初回12・4% 日本S放送延長で50分遅れも2桁好発進

[ 2019年10月21日 09:05 ]

鈴木京香
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 俳優の木村拓哉(46)が主演を務めるTBS日曜劇場「グランメゾン東京」(日曜後9・00)が25分拡大で20日にスタートし、初回(第1話)の平均視聴率は12・4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが21日、分かった。生中継されたプロ野球日本シリーズ「巨人―ソフトバンク」第2戦の放送時間延長のため、50分遅れでの放送開始となったが、好スタートを切った。

 この日は日本シリーズのほか、ラグビーW杯の準々決勝「日本―南アフリカ戦」(NHK総合)があり、スポーツ中継に注目が集まる中での初回となったが、しっかりと2桁を死守した。

 関西地区では、13・0%だった。

 木村の連続ドラマ主演は昨年1月期放送のテレビ朝日「BG~身辺警護人~」(初回15・7%)以来で、TBSの日曜劇場としては2017年1月期放送の「A LIFE~愛しき人~」(初回14・2%)以来。前期の同枠「ノーサイド・ゲーム」の初回は13・5%だった。

 今回、木村が演じたのはパリで2つ星のフランス料理店を経営していた型破りな天才シェフ。慢心から招いた事件によって店も仲間も失いどん底まで転落するが、鈴木京香(51)演じる女性シェフと出会い、3つ星レストラン「グランメゾン東京」をつくろうと奮闘する物語となっている。そのほか、Kis―My―Ft2の玉森裕太(29)、尾上菊之助(42)、及川光博(49)、沢村一樹(52)らが出演する。主題歌はシンガー・ソングライターの山下達郎(66)が手掛ける「RECIPE(レシピ)」。山下の木村のドラマへの楽曲提供は「GOOD LUCK!!」以来、16年ぶり。

 第1話は、料理人としての人生をかけてフランスまで三つ星レストラン「ランブロワジー」の面接を受けに来ていた早見倫子(鈴木)は、日本人シェフ・尾花夏樹(木村)と出会う。その男はパリで二つ星を獲得し、三つ星に最も近いとされたフレンチ料理人だったが、3年前のある事件がきっかけで表舞台から姿を消していた。面接に落ちた倫子は尾花に突然、一緒に店をつくらないかと提案され…という展開だった。

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2019年10月21日のニュース