城島茂“一生残る”ジャニーさんの教え「大事なのはリズム感」

[ 2019年9月7日 08:03 ]

TOKIO城島茂
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 「TOKIO」城島茂(48)が7日、キャスターを務めるテレビ朝日「週刊ニュースリーダー」(土曜前6・00)に生出演。4日にジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長(享年87)のお別れの会を終え、あらためて思いを語った。

 城島は会を終え、会場にがファンが集まったことに「本当にいろんな方が集まってくださって、ありがとうございます。一部制限があったり、申し訳ない思いはありますけど…」と感謝。そのうえで「基本、うちの社長は子供たちを預かっているという部分があって、学業を優先させることに徹底的に厳しい方だった。自分も10代の頃は合宿所(寮)に住んでいたけど、うちのボーカルの長瀬(智也)はまだ小学生だった。仕事が夜遅くなると、寮に泊まって、明日も学校があるので、みんなで夜遅くまで話したりすると、社長が『明日も長瀬は早いんだから、ユーたち、しゃべってないで寝かせてあげて』って(言われた)。僕は19(歳)ぐらいで、高校は出ていたんですけど、とにかく『学校はきちんと出なさい』『授業はちゃんと受けなさい』と、当たり前のことを教えていただいた方でしたね」と懐かしんだ。

 城島は15歳でジャニーズ事務所入り。当時、ジャニー社長に「タレント、アイドルとして一番大切なことは何ですか?」と質問をしたことを回顧。ジャニー社長は「ダンスでも歌でも演技でも全部共通して言えるんだけど、大事なのはリズム感。リズム感は全部に共通して大事だと、僕は思うんだよ。だから、うちの事務所ではダンスのレッスンしかしない」と答えたという。実際に、ジャニーズ事務所では歌や演技のレッスンはしていないとし、城島も「それを15歳の時に聞いて、極意なんだと」と実感したという。

 ただ、城島自身は「リズム感が悪くて…。ダンスレッスンを受けたのは18歳だったんですけど、それまでダンスをサボっていて。振り付けの先生に『お前、リズム感悪いな』って最初に言われて」と苦笑。「うちの社長から『ダンスが無理だったら、ギターやってバンドやればいいじゃない』って、うちのTOKIOの母体ができるんですけど…リズム感が大事なんだな。なかなか不得手なんですど」と続けた。

 この言葉には、俳優の石原良純(57)ら共演者も「一生心に残る教えですね」「深いですね」と感心しきり。城島も「そうですね」と深くうなずいた。

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2019年9月7日のニュース