「なつぞら」山口智子好演“亜矢美ロス”女心秘めた颯爽旅立ちにネット号泣 マダムに嫉妬したくなかった?

[ 2019年8月15日 16:30 ]

連続テレビ小説「なつぞら」第118話。風車を去った亜矢美(山口智子)(C)NHK
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 女優の広瀬すず(21)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「なつぞら」(月~土曜前8・00)の第118話が15日に放送され、女優の山口智子(54)演じる岸川亜矢美が女将として切り盛りしてきた新宿のおでん店「風車」を颯爽と去り、インターネット上には「亜矢美ロス」が広がった。

 節目の朝ドラ通算100作目。大河ドラマ「風林火山」や「64」「精霊の守り人」「フランケンシュタインの恋」、映画「39 刑法第三十九条」「風が強く吹いている」などで知られる脚本家の大森寿美男氏(52)が2003年後期「てるてる家族」以来となる朝ドラ2作目を手掛けるオリジナル作品。戦争で両親を亡くし、北海道・十勝の酪農家に引き取られた少女・奥原なつ(広瀬)が、高校卒業後に上京してアニメーターとして瑞々しい感性を発揮していく姿を描く。

 第118話は、なつの誕生日と、咲太郎(岡田将生)と光子(比嘉愛未)の結婚を祝う会が風車で行われ、茂木社長(リリー・フランキー)やカスミ(戸田恵子)たち常連客が大勢集まった。新宿一帯の再開発により、風車も立ち退きを強いられ、亜矢美(山口智子)はゴールデン街に新店を開くことに。そして、その数日後、風車はもぬけの殻に…という展開。

 亜矢美は幼少期の咲太郎を救い、上京して東洋動画に勤めるなつも一緒に風車に住み、奥原兄妹にとっては“東京の母”。しかし、亜矢美は2人やカスミにも行き先も告げずに引っ越してしまった。

 「酷すぎるだろ。勝手すぎるだろ。オレは母ちゃんのために何もしてやっちゃいけないんですか?」と憤る咲太郎に、カスミが涙ながらに諭した。

 「アンタの結婚を喜んでいるからだろ、亜矢美ちゃんが!心から喜びたいと思っているからじゃないの。亜矢美ちゃんはねぇ、光子さんに嫉妬したくなかったんだよ。そんな自分をアンタに見せたくなんか、なかったの。ずーっと、そういう思いを押し殺してさ、アンタの母親を演じてきたんじゃないの。分かってあげてよ。亜矢美ちゃんだって、弱い女なんだから。でもね、なっちゃんが来てから、亜矢美ちゃんは救われたと思うよ。これで本当に、咲ちゃんと家族になれたと思って。だから(数日前の祝う会で)『楽しかった』って言ったの。その気持ちだけはウソじゃないと思う。咲ちゃん、アンタは本当に亜矢美ちゃんの子供になったんだよ。純粋に親子でいたいから、亜矢美ちゃんはここを去ったのよ」

 咲太郎も涙。亜矢美の本心を知り、何も言えなかった。この日のラストは列車に乗り、どこかに向かう亜矢美の姿。缶ビールを手に「口笛吹いて女は元気」と歌を口ずさむ。ナレーション(内村光良)も「ありがとう亜矢美さん、またいつの日か亜矢美さん」と別れを告げた。

 インターネット上には「一貫して他人同士が一緒に暮らして完全な家族になることの難しさを描く実はとてもえぐいドラマ。 偽母子を演じ続け、ずっと自分を守ってきた亜矢美さんの旅立ちに涙が止まらない。本当に素敵な人物だった」「亜矢美さんの恋心設定云々はともかく…山口智子さんの表情や演技に15分間涙出っぱなし。無理している表情、チャキチャキ母ちゃんを演じている表情…おでん屋でもセリフ言わなくても表情で伝わるシーンがたくさんあったな…寂しい」「亜矢美さんにとって葛藤から解放への終戦の日。閉店しても思い出を捨てない店。純白ドレスの光子さんが眩かった。それぞれの新しいスタート。8月15日にこだわる意味が分かるような気がした」などの書き込みが相次いだ。

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