プリマ旦那が改名 5月1日から「令和喜多みな実」に

[ 2019年4月3日 05:00 ]

5月1日に「令和喜多みな実」に改名することを発表した「プリマ旦那」の河野良祐(左)と野村尚平
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 お笑いコンビ「プリマ旦那」は1日、新元号が「令和」に変わることを受け、コンビ名を元号にちなんで「令和喜多みな実(れいわきたみなみ)」と改名することを発表した。大阪ミナミの「よしもと漫才劇場」で開かれた単独ライブ「三八旦那」で野村尚平(30)、河野良祐(32)が300人のファンを前に明らかにした。新しい時代となる5月1日の襲名披露公演(なんばグランド花月)から新しいコンビ名を使用する。

 1時間ぶっ続けのネタを終え、単独公演のラストで野村が、菅義偉官房長官と同じように「令和喜多みな実」と記した額縁に入った紙を披露。新しいコンビ名が明かされると、ファンから「えーっ」と驚きの声があがったが、すぐに拍手に変わり、野村は「慣れて下さい」と大声でお願いした。

 野村は「大阪の梅田となんば、キタとミナミから発展して漫才で全国へという思いで。喜び多く、みな実るということです。昭和の色を残したかった」と説明した。

 元々、「プリマ旦那」はNSC(吉本総合芸能学院)に通っていた頃、講師から付けてもらったコンビ名。若かりし頃、千鳥のノブ(39)から「西日本一ダサい名前じゃ」と指摘され、まだ当時、言い返す余裕もなかった野村は何も言えず、トラウマとして「いつかはコンビ名を変えよう」とずっと思っていたそうだ。ら行の文字から始まる新年号は「予想外でした」と河野。ただ、「何が来ても元号を付けようと決めていた」と2人で覚悟は決めていたそうだ。「のるか・そるか」「のらり・くらり」や「とらお・たつお」なども候補にあったが「喜多みな実」の語呂がいいと発表から2時間ほどで確定した。

 河野は「画数も47画です。北から南まで、47都道府県全部を回りたい」と全国制覇を目標に掲げた。一方の野村の頭には、賞レースへの思いなどあまりない。「賞レースが大切なのは分かってますが、ボクは劇場で漫才をすることが好き。昭和のものが好きです。花月で看板を掲げられる漫才師になりたい」。あくまで舞台上での漫才にこだわる構えだ。

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2019年4月3日のニュース