フィギュア高橋大輔が朝ドラ女優の人生変えた! 初対面で「頭が上がらない」と感謝するワケとは…

[ 2019年4月3日 20:23 ]

フィギュアスケートの高橋大輔
Photo By スポニチ

 昨年現役復帰したフィギュアスケートの高橋大輔選手(33)が3日放送の日本テレビの新番組「衝撃のあの人に会ってみた! レギュラー決定SP」(水曜後7・00)に出演、「高橋選手のおかげで人生が変わった」という朝ドラ女優と初めて対面した。

 「世界一のステップ」と評されていた高橋は2010年のバンクーバー五輪で男子選手として初めてメダル(銅メダル)を獲得した。大学時代から練習場所となっていたスケートリンクが、大阪府の財政難のため閉鎖の危機に直面すると、「子供たちまで練習できなくなるのは悲しい」と立ち上がった。ボランティアでアイスショーに出演したり、リンク存続の署名を集めるなど奔走し、その甲斐あってリンクは存続が決まった。当時、11歳の少女が高橋と一緒にリンクを滑走していたが、その少女がのちの“朝ドラ女優”小芝風花(21)だった。

 小芝がスタジオに登場すると、高橋は「スゴイ!」と驚いた表情を浮かべ、「すみません、知らなくて…」と頭を下げた。小芝によると、「あこがれの選手だった」高橋と「2回、一緒に写真を撮ったこともある」という。

 スタジオでは、リンクで演技する小芝のビデオ映像が紹介されたが、三回転ジャンプに成功するシーンもあり、「かなりの実力ですよ」と高橋も絶賛していた。

 そんな小芝が芸能界入りするきっかけは浅田真央選手が出演するCMだったという。

 「私もこんなCMに出たい」と口にしたのを聞いた姉がオスカープロモーションのオーディションに応募。小芝は「フィギアスケートのプログラムのダンス」を披露し、3万5千人の応募者の中からグランプリに輝いた。MCのチュートリアル徳井義実(43)が「そしたら、人生変えたのは真央ちゃんじゃないの?」と突っ込んだが、「もし高橋さんがリンク閉鎖を救ってくれず、つぶれていたら、スケートを続けていたかわからない。私にとってすごい出来事だった。高橋さんには頭が上がらない」と感謝の思いを伝えた。

 小芝は女優デビュー後、映画「魔女の宅急便」(2014年)で主役に抜擢された。最高20メートルの高さで挑むワイヤーアクションにも「怖くありません。小さいときからフィギュアスケートで鍛えてきたから」と、持ち前のバランス感覚と度胸で見事こなしてみせた。女優人生の“滑り出し”もスケートが支えてくれたのだ。その後、NHKの連続テレビ小説「あさが来た」(2016年)でヒロインの娘役を演じ、順調に演技派女優として成長している。

続きを表示

この記事のフォト

2019年4月3日のニュース