本木雅弘 義父・内田裕也さん 孫たちには「ひたすら優しい」祖父だった

[ 2019年4月3日 16:56 ]

<内田裕也・お別れの会>弔問客を見送る喪主の内田也哉子と本木雅弘(撮影・吉田 剛)
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 3月17日に肺炎のため79歳で死去したロック歌手の内田裕也(本名・内田雄也、享年79)さんのお別れの会が3日、東京・青山宗祇所で「ロックンロール葬」として営まれ、約950人の業界関係者やファンが参列した。

 会の中で生前、「ニューイヤーロックフェスティバル」のポスターのデザインなどを手掛け、内田さんと親交のあった画家の横尾忠則氏の弔辞を代読した内田さんの長女・也哉子さんの夫で俳優の本木雅弘(52)は、献花に訪れた業界関係者とのあいさつを済ませたあと、囲み取材に応じた。

 本木は親族でありながら、「さん」付けで呼ばせてもらうと断わり、「予定不調和を生きてきた裕也さんが、最後は滞りなく(お別れ会)を終えて…。皆さんがあらゆる力を駆使して、尽力してくださいました」と感謝を述べた。

 本木の妻で喪主を務めた也哉子さんが親族代表のあいさつの中で「私は正直、父をあまりよく知りません。“わかりえない”という言葉の方が正確かもしれません」。亡くなったいまでも「私の心は涙でにじむことさえ、戸惑っている」と率直な気持ちを述べたが、孫たちには「ひたすら優しい」祖父だったとし、「ワンクッション距離があると可愛がれるんでしょうね」と笑った。

 このお別れ会を内田さんがもしも見ていたら何と言うかと問われると、本木は「いろいろ迷惑かけたけど、みんな、うまくやってくれ、よろしく」ではないかと話した。

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2019年4月3日のニュース