藤井聡太七段 棋聖戦初の本戦入りに王手 クリスマス意識のチキン昼食?と聞かれるも「たまたまです」

[ 2018年12月25日 17:10 ]

大阪市内の関西将棋会館で行われている棋聖戦2次予選6組準決勝、大石直嗣七段を破って本戦となる決勝トーナメント進出に王手をかけた藤井聡太七段
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 最年少棋士・藤井聡太七段(16)が25日、大阪市内の関西将棋会館で指された棋聖戦2次予選6組の準決勝で、大石直嗣七段(29)に120手で勝利。初の本戦入りに王手をかけた。

 明るいイルミネーションや派手な装飾で彩られた街中にクリスマスソングが鳴り響く中、将棋盤に駒を指す音だけが伝わる聖なる日の対局。昼食の勝負メシに、チキンステーキ入りの出前を頼んだことを報道陣から“意識して?”と突っ込まれると「たまたまです」と思わず苦笑い。

 4連勝を飾った白星がいい自分へのプレゼントになったのでは?には「年内に対局がまだあるので緩まずにやっていきたい」。28日にある本年ラスト、村田顕弘六段(27)との棋王戦予選2回戦へ気を引き締めた。

 棋聖戦は今年度中の8冠タイトルへの挑戦、獲得の目がなくなっている藤井にとって、来年度に最年少記録(タイトル挑戦が17歳10カ月、獲得が18歳6カ月=いずれも保持者は屋敷伸之九段)更新に最も早く挑む可能性のある棋戦。順当に勝ち上がって挑戦者になれれば、来年6〜8月にかけて豊島将之2冠(28)との5番勝負に挑むことになる。

 ただ、その前にまず乗り越えないといけないのが、本戦(24人による決勝トーナメント)進出をかけた、1〜2月に行われる見込みの同組決勝。相手が“難敵”で、久保利明王将(43)斎藤慎太郎王座(25)によるもう一つの準決勝(日程未定)の勝者と戦わねばならないのだ。

 久保とはこれまで公式戦で対戦経験はなく、斎藤とは過去2戦2敗(いずれも本年度)。どちらが勝ち上がってきても、現役タイトルホルダーが立ちはだかることに変わりないが「そういう機会が得られるのは嬉しいこと。全力でぶつかって行ければと思います」。さらなる進化のためには“乗り越えないといけない大きな壁”とばかりに力を込めた。

 今年度の成績は31勝6敗、通算成績は102勝18敗。

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