前田敦子 “シングルマザー”に 私生活と同様、映画で初のママ役

[ 2018年10月22日 05:45 ]

映画「葬式の名人」に出演する前田敦子と高良健吾
Photo By 提供写真

 女優の前田敦子(27)が来年公開の映画「葬式の名人」(監督樋口尚文)で初めてママを演じる。7月30日に俳優の勝地涼(32)と結婚、9月15日に安定期に入ったとして妊娠を発表した私生活と同様、女優としても新境地に挑む。

 前田が演じるのは、小学生の息子を育てる28歳のシングルマザー渡辺雪子。大阪府茨木市の簡素な木造アパートで暮らしていたところに、高校時代の同級生の訃報が届く。卒業から10年。集まった面々が体験する奇想天外な通夜を描く。ノーベル賞作家・川端康成の「葬式の名人」「十六歳の日記」などを原案にしている。

 撮影は、すでに妊娠していたと思われる8月、川端の母校、大阪・茨木高で実施。脚本は同校OBのプロデューサー大野裕之氏が担当。川端が18歳までを過ごした同市の市制70周年記念事業の一環で行われた。

 前田は初の関西弁にも挑戦。雪子の同級生で同校野球部顧問の豊川大輔役を高良健吾(30)が演じることで、笑って泣ける「お葬式コメディー」に仕上がったという。「前田さんは初のママ役を物凄い集中力で演じきってくれました」。そう胸を張る樋口監督は「観客のみなさんにも笑って泣いて“参列”していただきたい」とアピールした。

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2018年10月22日のニュース