中村獅童 0歳息子は大物!?悪役ヴェノムの姿で対面も「いつも通りでした」

[ 2018年10月22日 18:17 ]

映画「ヴェノム」ジャパンプレミアイベントに“ヴェノム”の出で立ちで登場した中村獅童
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 歌舞伎俳優の中村獅童(46)が22日、都内で日本語吹き替え版で声優を務めた米漫画誌「マーベル・コミック」の最新映画「ヴェノム」(日本公開11月2日)のジャパンプレミアイベントに、声優の諏訪部順一(46)、タレントの中川翔子(33)らとともに登場した。

 獅童は顔半分にマスクを装着し、スーツを着用して“ヴェノム”になりきって登壇。「(約4時間前の)昼間の1時半からずっと支度してますから、なかなか温かいです」とニヤリ。そんな獅童の姿に、中川も「巨大ヴェノムにもまさる悪としての存在感。さっきエレベーターで真後ろが獅童さんで、死ぬかと思いました」と感嘆の声を挙げた。

 楽屋では、昨年12月に誕生した息子にもヴェノム姿を見せたという獅童。「うちの0歳の赤ん坊に完成形を見せたくて、控室に見にきたんですけど、どんな顔するかな?と思ったら、まったくいつも通りでした」と苦笑。中川にはそのままの姿で我が子をあやしていたことを暴露され、照れ笑いを浮かべた。

 獅童が演じたヴェノムは毒の意味で、スパイダーマンの宿敵として誕生した、マーベル史上最も残虐な悪の存在。獅童は自前のコスチュームを持っているほどの自他ともに認める大のスパイダーマン好き。「(オファーは)嬉しかったですけど、人気のあるキャラクターで最大の宿敵ですから、プレッシャーを感じました。スパイダーマンが本当に大好きなので、関わることができて、微力ながらお力になれたらと精いっぱいやらせていただいた。(役作りは)怖いだけじゃなく、ほんのちょっとだけかわいらしさを出すように意識しました。スパイダーマンの宿敵を演じられて光栄でした」と笑顔を見せた。「めちゃくちゃ面白いです。大きなスクリーンで体感してもらいたい。画の迫力が凄い。オリジナルと吹き替え版と2度見てほしい」とPRした。

 ある財団の人体実験を暴こうとした記者が、財団が研究していた地球外生命体に寄生されヴェノムになるSF作品。獅童はヴェノム役で、ヴェノムに変身する前の主人公の記者を諏訪部、その恋人・アンを中川が演じる。“マーベルファン”を公言する中川は「オファーをいただいて、リアルにバンザイしました。マーベル映画といえば、間違いなくぶっとんで面白い。絶対に映画館に見に行ってますし、だからこそ、『芸能人が吹き替えに挑戦!』みたいなのは許せないっていうのは私もある。顔が思い浮かばないように、ナチュラルにできるように何度も何度も納得いくまで頑張りました」と熱弁した。

 イベントには、日本語吹き替え版で主題歌を歌う6人組ロックバンド「UVERworld」も登壇した。

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