トップは「あさイチ」激戦の朝8時台情報番組視聴者はどう見てる?

[ 2018年10月4日 05:20 ]

 同時間帯視聴率トップを走るNHKの「あさイチ」、それに迫る視聴率で猛追しているテレビ朝日「モーニングショー」、先日放送5000回を迎えた老舗のフジテレビ「とくダネ!」、昨年大幅なリニューアルを図った日テレ「スッキリ」など、朝8時台の情報番組は激戦だ。

 テレビの視聴状況を独自に調査している「テレビ視聴しつ」(東京・エイト社、対象960人)の月間調査(8月度)によると、朝8時台の情報系5番組で最も満足度が高かったのはNHKの「あさイチ」で3・72(5段階評価)だった。

 視聴者の感想を見ると「司会が変わっても好感度が変わらないのは凄い」(48歳女性)、「華大が番組の雰囲気に合っている」(19歳男性)、「華丸さんと大吉先生の二人にもすっかり慣れました!頑張ってください」(49歳女性)。4月にこれまで井ノ原快彦と有働由美子がMCを務め好感度も高かった二人から、博多華丸・大吉と近江友里恵アナウンサーにバトンタッチしたが、その交代を好意的に受け止めている視聴者が多く、「司会が変わっても、見続けたいなと感じる安定感がある」(40歳男性)という意見もあることから、外見はリニューアルされたが、変わらない中身の安定感から、視聴率も満足度も好位置を維持しているようだ。

 満足度2位は日本テレビの「スッキリ」で3・71とトップと僅差。感想を見ると「加藤さんが言って欲しいことをしっかり言ってくれる」(19歳男性)、「加藤浩次の突っ込んだコメントに期待している」(59歳男性)、「加藤浩次さんが、正直な意見を言っていて好き」(28歳女性)など、最近は日本ボクシング連盟元会長の山根明氏や、日本体操協会でのパワハラを訴えた宮川紗江選手など、話題のニュースの中心人物が番組に登場することもあり、その際の加藤浩次のやり取りや意見に“スッキリ”している様子。

 「バラエティー感があり普通のニュースとは違った内容も観られて良い」(16歳男性)、「加藤さんと天の声のからみがとっても大好き」(32歳女性)など、ニュースだけではない視聴者を楽しませるコンテンツが豊富なことも満足度を高める要因となっている。

 3位はフジテレビ「とくダネ!」で3・55。4月にこの番組の看板MC小倉智昭に加え、伊藤利尋アナと山崎夕貴アナの二人が加わり大きなリニューアルを図ったが、それが功を奏したようで「山崎アナが入ってから以前よりみるようになった」(29歳)、「山崎アナが溌溂として好感」(69歳男性)、「ズパッとコメントを言う小倉さんと山崎アナでバランスがよくなった」(51歳女性)、「伊藤アナが加わってよくなった。安心して見られます」(49歳女性)など、新キャスター追加によるネガティブな意見はなかった。

 民放でトップの視聴率の「モーニングショー」は4位で3・49。この番組は司会の羽鳥慎一よりも“コメンテーター”に対する意見が多く、「コメンテーターの話す内容が的確で面白い」(71歳女性)、「コメンテーターのしっかりとした意見が多い」(35歳女性)といった肯定意見以外にも「コメンテーターが言い合いになりそうな場面がある」(20歳女性)、「定番だけど偉そうな解説も…」(71歳男性)など、ネガティブな意見も。その賛否は高い満足度にはつながらないが、視聴者の“引き”となり高視聴率へとつながっている。

 それぞれの個性が生かされることによって満足度や視聴率につながっている朝の情報番組。その中で視聴者にとってこれからも“定番”となっていくのはその個性がより発揮された番組に違いない。

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