元松竹新喜劇女優・滝由女路さん すい臓がんで死去、63歳…渋谷天外の妻

[ 2018年6月9日 14:02 ]

1991年、挙式が決まり幸せいっぱいの渋谷天外(当時は天笑)と滝由女路さん
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 松竹新喜劇代表の渋谷天外(63)の夫人で元女優の滝由女路(たき・ゆめじ、本名渋谷久代=しぶや・ひさよ)さんが8日午後10時22分、すい臓がんのため和歌山県内の病院で死去した。63歳。通夜は10日午後7時から、告別式は11日午後1時から、いずれも和歌山県田辺市新庄町1371―1、緑の丘みやび新庄ホールで。喪主は夫の天外氏。

 関係者によると末期のすい臓がんを患っていた滝さんは最近まで和歌山・白浜の自宅で過ごしていたが2日、水分を摂取するのも難しくなったため急きょ入院。8日になって容態が急変したという。昨年2月、夫の天外が友情出演した映画「すもも」の舞台あいさつで、滝さんが末期のがんで16年5月に「余命3カ月」と宣告されていたことを明かし、その後の抗がん剤治療で「がんが縮小傾向にある」などと報告していた。滝さんは76年に松竹新喜劇に入団。若手美人女優として劇団を支えてきたが92年に天外と結婚したのを機に退団した。

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2018年6月9日のニュース