是枝監督 「万引き家族」安藤サクラを絶賛「神々しい美しさ」

[ 2018年5月31日 17:17 ]

パルムドールを手に大阪市内で会見した是枝裕和監督
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 映画「万引き家族」(8日公開)でカンヌ国際映画祭最高賞・パルムドールを受賞した是枝裕和監督(55)が31日、大阪市内で会見した。

 パルムドールを「重いんですよ」と抱え、登場した是枝監督。現時点で、現物に触った出演者はリリー・フランキー(54)だけという。次期NHK連続テレビ小説「まんぷく」のヒロインとして関西で撮影中の女優・安藤サクラ(32)に、パルムドールを見せに行きたい意思を示したが、「行ったら邪魔か」と苦笑いした。

 同映画で初起用した安藤について、「現場で撮りながら一体なぜこんな表情、表現が出てくるんだろうかと、ため息が出た。瞬間瞬間で、神々しいような美しさがにじみ出てきたのを目の当たりにして、すごいなと思ってます」と絶賛。朝ドラを見る習慣はないというが、「今後、安藤サクラ、(「海街diary」「三度目の殺人」で起用した)広瀬すずと(ヒロインが)続くので見ないわけにはいかないな」と笑顔だった。

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2018年5月31日のニュース