是枝監督 たけしラブコールに恐縮「緊張しちゃうかも」

[ 2018年5月31日 16:45 ]

パルムドールを手に大阪市内で会見した是枝裕和監督
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 映画「万引き家族」(8日公開)がカンヌ国際映画祭最高賞・パルムドールを受賞した是枝裕和監督(55)が31日、大阪市内で会見した。前日、ビートたけし(71)が送った自身への“ラブコール”に、「ありがたいですけどねえ…」と恐縮した。

 受賞後、「タクシーの運転手さんに声を掛けられるようになった」という是枝監督。ビジネスでもパルムドール効果はさっそく出始めている。前日、たけしが浅草を舞台新作小説「フランス座」を書き上げたことを明かし、映画化の際に脚本は自身で、監督には是枝氏を指名したことには、「そうなんだよねえ〜」と破顔。「たけしさんを撮れるんだったら撮りたいなって気持ちはすごくある。会うと色っぽいから取りたくなる。でも、たけしさんの原作でっていうのは…緊張しちゃうかもしれない」と慎重に語った。

 たけしについては、「すごく尊敬する役者だし映画人。いつもデビューから温かく応援していただいて。表向きは乱暴だけど、陰で声を掛けてくれるときは本当に優しいんだよねえ」と感謝していた。

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2018年5月31日のニュース