おぎゆか 感涙2年連続1位!AKB選抜総選挙速報値 珠理奈 悔し涙2位

[ 2018年5月31日 05:30 ]

NGT劇場で涙ながらにスピーチする荻野由佳
Photo By 提供写真

 AKB48の第10回選抜総選挙の速報値が30日夜、東京・秋葉原の専用劇場で発表された。前日29日から始まったファン投票の1日分の集計値で、1位はNGT・荻野由佳(19)。「本命」とされるSKE・松井珠理奈(21)は2位。HKT・宮脇咲良(20)が3位。来月16日の愛知・ナゴヤドームでの開票イベントに向けて激闘が繰り広げられる。

 荻野は新潟市のNGT劇場で発表を聞いた。自身が1位で呼ばれると、ステージに座り込み、顔や頭を手で押さえて感涙。「NGTに投票してくださった皆さん、本当にありがとうございました」と感謝の気持ちを表した。速報1位は2年連続。得票数は5万9531票で、速報史上最多得票だった昨年の5万5061票を上回った。

 昨年は最終的に5位。速報時は全国的に無名だったため、1位がメンバーやファンに衝撃を与えたが、今年は順当とも言える結果だった。

 荻野は終演後にステージ裏で「もう泣かないと決めました。みんなに強い姿を見せられるように泣かずに頑張りたい」と決意表明。開票イベント会場のナゴヤドームは松井らSKEのホームグラウンドと言えるが「ホームのSKEさんに負けないようにNGTもどんどん攻めていきたい。私自身もこのまま1番を狙わせていただきたいと思います」と話した。

 一方、松井は名古屋市のSKE劇場で結果を知り、北川綾巴(19)から励ましの声を掛けられると、思わず悔し涙。北川の「珠理奈さん、1位を獲りましょう!」の呼び掛けに「一緒に同じ曲(総選挙のシングル)を歌おうね」と反転攻勢を誓った。、私にとって大切なのはSKEを守ることだと思っています。皆さん、最後まで応援よろしくお願いします」と話した。

 今回は例年以上の混戦になるのは必至だ。要因は、10年の歴史の中で第1回を除いて初めて女王経験者が不在なこと。今回は昨年3連覇を達成した指原莉乃(25)が不出馬となり、大本命がいなくなった。

 この状況についてグループ総監督の横山由依(25)は「誰が1位になっても初めてのこと。自分も立候補しているが、どういう結果になるのだろう!?とワクワクする」と話す。6月15日午後3時の投票締め切り、翌16日の開票イベントに向けて熱い戦いが続く。

 ◆荻野 由佳(おぎの・ゆか)1999年(平11)2月16日生まれ、埼玉県出身の19歳。数々のアイドルオーディション落選を経て、14年に「バイトAKB48」として活動。15年の「ドラフト会議」でNGTから2巡目で指名され加入。昨年12月のNGTシングル「世界はどこまで青空なのか?」で初センター。1メートル61。血液型A。

続きを表示

2018年5月31日のニュース