コロッケ号泣 忘れられない西城秀樹さんの言葉「人気出ても勘違いはするなよ、と…」

[ 2018年5月26日 10:34 ]

西城秀樹さん葬儀・告別式を前に取材に応じ、涙を流すコロッケ
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 16日に急性心不全のため63歳で亡くなった歌手の西城秀樹(さいじょう・ひでき、本名木本龍雄=きもと・たつお)さんの葬儀・告別式が26日午前11時から東京・青山葬儀所で営まれる。ものまねタレントのコロッケ(58)が葬儀前に囲み取材に応じ、西城さんとの最後の別れを惜しんだ。

 タレントとして売れる前から親交があり「芸能界に入って初めて優しくしてくださった方。忘れられないのがデビューしてすぐの売れるか売れる前ぐらいの時に“コロッケ、もしこれから人気が出て、いい感じになっても勘違いだけはするなよ”って…。2人きりでビールを飲みながら話をさせてもらったことがありました」と思い出を振り返った。

 たくさんの舞台衣装も西城さんから譲り受けたといい「“これ高いんだぞ”って笑いながらくださった。何百万円もする山本寛斎さんの特注品で。恐れ多くてサイズが違いますからと言うと“少しやせなきゃね”といっていただいた」と秘話を明かした。

 「病気のときにお見舞いに行っても“身体大丈夫か”って。自分のことで大変なのに…」と涙を流しながら西城さんの優しさを語った。初めてものまねを披露したときには「“俺はそんな感じなんかなあ”って言われて、すいませんって言いました」と振り返り、「いまは(西城さんのものまねを)する気はありませんが、いずれファンの方々のお気持ちやお声が掛かったら」と述べた。

 最後に「人としての生き方を教えてもらった。秀樹さんの周囲への気遣い、ファンの方への気遣いはしっかりと継承していきたい」と天国の西城さんに誓った。

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2018年5月26日のニュース