数々のヒット曲が流れる中…西城秀樹さんと最後の別れ ファンの列は敷地外まで

[ 2018年5月26日 11:01 ]

思い出の地の大阪球場をイメージして造られた祭壇。西城秀樹さんの遺影は赤いシャツ姿
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 16日に急性心不全のため63歳で亡くなった歌手の西城秀樹(さいじょう・ひでき、本名木本龍雄=きもと・たつお)さんの葬儀・告別式が26日、東京・青山葬儀所で営まれ、多くの著名人が参列した。

 祭壇は1974年に日本のソロ歌手で初となる野球場での単独コンサートを大阪球場で成功させた西城さんの功績を称え、同球場の外野スタンドをモチーフにしたもの。白や赤のバラなど約1000本の花が飾られた祭壇のセンターの上方に遺影に置かれた。遺影は2001年の宣材写真で穏やかに微笑む西城さん。中央には、グラウンド部分には西城さんが常に使っていた真っ白い1本のマイクスタンドが設置された。会場では、大阪球場で歌われた曲など、20曲のヒット曲がBGMで流された。

 法名は「修音院釋秀樹(しゅうおんいんしゃくひでき)」。「修」は父親の名前から1文字取り「音」は音楽界で歌を通じて世界中の人々に夢を与えた偉大な功績を表した。芸名として長く親しまれ、法名に用いるふさわしいことから「秀樹」を読み方をそのままに使用したという。

 会場前には「新御三家」の特大の写真パネルが飾られた。会場の外には式が始まる2時間前から数百人のファンが列をつくった。葬儀所の敷地内にはおさまりきらず、列は敷地外にも続いた。

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