ET―KINGが8年ぶり国歌斉唱 天国のいときんさんに届け「100点と言ってくれると思う」

[ 2018年5月8日 18:51 ]

<オ・日>国歌斉唱するET−KING
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 ナニワの人気ヒップホップグループ「ET―KING」のKLUTCH(39)センコウ(39)コシバKEN(38)が8日、京セラドーム大阪で行われたプロ野球オリックス―日本ハム戦で国歌斉唱した。

 コンサートでも着用する法被と足袋の“正装”で登場した3人。それぞれがマイクを手に横並びで熱唱し、地元の野球ファンから歓声と拍手を浴びた。

 肺腺がんを患い、1月末に亡くなったリーダー、いときんさん(享年38)の生前。2010年3月に行われた阪神タイガースの本拠地開幕戦でも国歌を歌ったが、その時も同じこの球場だった。

 「一番緊張していたのはあの人やった」とその時のいときんさんの様子を懐かしがったコシバ。晴れ舞台を収めた写真は、いときんさんがレコーディングに使用していたスタジオに今も飾られており、センコウによると、この日も「行ってくるわな」とその1枚に語りかけてから球場入りしたという。

 8年ぶり2度目の大役を終え、「(バックスクリーン上にある)日の丸のあたりでこうしていたんちゃうかな(指揮者の動き)」と笑わせたKLUTCH。出来に関して、天国のいときんさんから何点もらえる?にコシバは「(この舞台に再び)立たせてもらっただけで“100点、ようやった”と言ってくれると思う」と、今は亡きリーダーの姿を思い浮かべながら胸を張った。

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