杉田かおる　生放送中に突然の涙「テストの日が母の誕生日で…」

女優の杉田かおる
Photo By スポニチ

　女優の杉田かおる（５３）が８日、ＮＨＫテレビ「ごごナマ」に出演、今年１月６日に８３歳で亡くなった母・美年子（みねこ）さんへの思いを語った。

　天才子役と呼ばれて人気となり、ドラマ「３年Ｂ組金八先生」（ＴＢＳ）「池中玄太８０キロ」（日本テレビ）などで人気女優としての地位を築いた杉田。「子役の頃から働き詰めだったので、母を介護した最後の４年半は楽しかった」と言い、「入院などの手続き、ケアマネジャーさんとの打ち合わせなど、一般社会でやらなくちゃいけないこと」を一から学んだという。

　仕事、仕事の毎日。「空いている時間は睡眠不足も気にせず飲んでいた」ほどの不健康人間だったが、母の介護を通じて健康に目覚め、自然農業に没頭していく。「土って、私を浄化してくれる」と言い切る。

　それがきっかけで日本健康マスター検定を受験。「何十年かぶりに、勉強した」というほど頑張った結果、合格証を手にした。「ちょうど、テストの日が母の誕生日だったんです」と突然大粒の涙を流した杉田に、他の出演者ももらい泣き。「これでママと同じような病気の人々を助けてあげたい」と決意を語った。

　「かおるちゃん、昔よりお化粧薄くなりましたね」アシスタントの美保純（５７）の言葉に笑顔でうなずいていた。