藤木&松雪、アカデミー賞大本命作で声優挑戦 歌唱シーン絶賛

[ 2018年1月12日 05:30 ]

映画「リメンバー・ミー」の日本語版で吹き替えを務める藤木直人(左下)と松雪泰子(右下)。それぞれが声を担当するガイコツのヘクター(左上)と主人公のひいひいおばあちゃんのイメルダ(C)2018Disney/Pixar.
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 俳優の藤木直人(45)と女優の松雪泰子(45)が、ディズニー/ピクサーのアニメーション映画「リメンバー・ミー」(3月16日公開)の日本語版で声優を務める。

 米国で7日(現地時間)に発表された第75回ゴールデン・グローブ賞でアニメ映画賞を受賞し、アカデミー賞大本命との呼び声が高い話題作。2人ともディズニー/ピクサー作品の声優は初挑戦。オーディションを経て起用され、先月までにアフレコ収録を終えた。

 陽気でカラフルな“死者の国”を舞台に、ミュージシャンを夢見る少年ミゲルの大冒険を描いた作品。藤木が声を担当するのは、ミゲルが死者の国で出会い相棒となるガイコツのヘクターで、お調子者だが孤独を抱え家族を恋しく思うキャラクター。藤木は私生活では3児の父で「劇中では祭壇に家族の写真を飾ったりしていたので、アフレコの時には子供たちの写真を台本に貼っていました」と明かした。

 松雪はミゲルのひいひいおばあちゃんで、ご先祖ガイコツのイメルダ役。ミュージシャンの夫が音楽を選び、家族を捨てたため家族に音楽を禁じた人物で、物語の鍵を握る役どころだ。情熱的な歌唱シーンもあり、「曲が素晴らしくて聴いているだけで胸を打たれました」と絶賛した。家族がテーマの物語で、長男がいる松雪は「家族全員で見に行きたい。両親と息子、親戚一同みんなで行けたら楽しいだろうな」と作品の完成を心待ちにしている。

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2018年1月12日のニュース