「バイプレイヤーズ」第2弾ED曲も竹原ピストル「二度と味わいたくない緊張」

[ 2018年1月12日 18:00 ]

前作に続き、テレビ東京「バイプレイヤーズ〜もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら〜」のエンディング曲を担当する竹原ピストル(左から3人目)と名脇役たち(C)「バイプレイヤーズ2018」製作委員会
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 昨年大みそかの「第68回NHK紅白歌合戦」に初出場した歌手の竹原ピストル(41)が、名脇役たちが本人役で共演する連続ドラマ第2弾、テレビ東京「バイプレイヤーズ〜もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら〜」(2月7日スタート、水曜後9・54)のエンディング(ED)テーマを、前作に続いて担当することが12日、分かった。

 昨年1〜3月に深夜枠(金曜深夜0・12)で放送された前作「〜もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら〜」に続き、遠藤憲一(56)大杉漣(66)田口トモロヲ(60)松重豊(54)光石研(56)が出演。寺島進(54)はスケジュールが合わず出演しない。約1年ぶりの復活となり、深夜枠からプライム帯(午後7〜11時)に昇格した。今作は、5人がテレ東制作の朝ドラ「しまっこさん」で共演することになったが、ロケ地を間違えて南の無人島に漂流し、サバイバル生活を送るというストーリー。

 前回はED曲「Forever Young」の力強い弾き語りに、バイプレイヤーたちが聴き入るエンディング映像が話題に。今回も同じように撮影が行われた。新曲「ゴミ箱から、ブルース」に酔いしれる5人の表情が注目される。再び名脇役たちを前に歌ったことに、竹原は「絶対に諦めなかった男たちを目の前に、絶対に諦めるな、と歌う恐ろしさ、畏ろしさ、汲んでいただけますでしょうか(自分で勝手に、かもしれませんが)。二度とないであろうと思っていた貴重な機会を二度も。本当にありがとうございました。二度と味わいたくないと思っていた緊張でもありましたが」と振り返っている。

 同局の濱谷晃一プロデューサーは「前作の『Forever Young』がいつまでも慢心しないバイプレイヤーズの役者魂とリンクして、最高のエンディングになっていたと思いますが、今作の『ゴミ箱から、ブルース』は脇役から這い上がってバイプレイヤーズの歴史や、そしてまだまだ高みを目指す姿勢にマッチし、またもや最高のエンディングになりました。バイプレイヤーたちが聞き入るエンド映像は、立ち会ったスタッフ一同、グッとくるものがありました」と手応え。オープニング(OP)テーマも前作に続き、3人組ロックバンド「10―FEET」が担当し「OPとENDともに前作と同アーティストで、同コンセプトで実現しました。担当者としてだけでなく、いちバイプレイヤーズファンとしても感激です。是非、番組を最初から最後までご覧ください!」とアピールしている。

 ドリマックス・テレビジョンの浅野敦也プロデューサーも「バイプレイヤーズのシーズン1を終えた時、もしシーズン2があるのなら、エンディングはもう一度、竹原さんに歌っていただきたいと思っていました。10―FEETさんのオープニング、竹原さんのエンディングがあって『バイプレイヤーズ』の世界観が出来上がった気がします」と呼応。「今回の『ゴミ箱から、ブルース』は無人島に漂流し、猿やワニに襲われ、すべてを失いかけるバイプレイヤーズへの応援歌となっています。エンディングの撮影現場は、スーツ姿5人の渋い世界観に、竹原さんの力強い歌声が加わり、スタッフも思わず聴き入ってしまうような空間でした」と明かした。

 ▼竹原ピストル 絶対に諦めなかった男たちを目の前に、絶対に諦めるな、と歌う恐ろしさ、畏ろしさ、汲んでいただけますでしょうか(自分で勝手に、かもしれませんが)。そういった意味でギリギリまで追い詰められながら、膝をガクガク震わせながら、それでも精いっぱいに歌わせていただいたこの歌は、ひっくり返って、ぼくなりの誓いとなったのかもしれません。遠藤憲一さん、大杉漣さん、田口トモロヲさん、松重豊さん、光石研さん、(前作でお世話になった)寺島進さん、ぼくも、絶対に諦めません。二度とないであろうと思っていた貴重な機会を二度も。。本当にありがとうございました。二度と味わいたくないと思っていた緊張でもありましたが。。。笑

 ▼遠藤憲一 ピストルさんはとてもナイーブな人だけど、プレッシャーを踏みつけていくように力強いパフォーマンスをされる方。その泥臭い強さがオレたちオヤジに明日を見せてくれます。そして、ドラマに妙なリアリティーを与えてくれるんですよね。

 ▼大杉漣 竹原ピストルが再び銃弾をぶち込んでくれた。標的は永遠の悪童バイプレ5人。真剣勝負のPEACE&BLUES。さてと、いっちょ戦いますか!!

 ▼田口トモロヲ みんな、ピストルさんが大好きです!また、あなたの深い歌声で幕を下ろすことができて幸福です!!

 ▼松重豊 言うことなし。鳥肌モノ。この曲でまた一緒にエンディングやれると思うと、今からゾクゾクします。

 ▼光石研 はしゃぎ疲れたオヤジの背中を、竹原ブルースが優しく包んでくれる。熱燗呑んで今日は寝よ。明日も早い。

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2018年1月12日のニュース