役所広司 今度は対照的に「テレビじゃできない男らしい作品ができた」

[ 2017年12月27日 20:28 ]

広島市内で会見した(左から)白石和彌監督、阿部純子、役所広司、原作者の柚月裕子氏
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 俳優の役所広司(61)が27日、広島市内で主演映画「孤狼の血」(監督白石和彌、来年5月12日公開)の会見に出席した。同作は今年4、5月に広島・呉市内でオールロケ。ご当地からPR活動の幕を開けた。

 「仁義なき戦い」シリーズの東映が手掛ける昭和の男たちの戦いの物語。役所は、24日に最終回を迎え高視聴率を獲得したTBS系主演ドラマ「陸王」での好感度の高い熱血社長役とは対照的に、広島県警の破天荒で粗暴な暴力団係の刑事というダーク・ヒーローを演じた。「監督に“カーッと(のどを鳴らして)たんを吐いて”と言われてゲ〜!と思った」と苦笑いしたが、「テレビじゃできない男らしい作品ができた」と胸を張った。

 共演の阿部純子(24)は、「役所さんは私の広島弁のせりふのイントネーションまで覚え、現場でフォローして下さった」と告白。「大上はおとこ気があってかっこよくて頼りになる役柄だけど、“あ、大上がいた!”と思った」と称賛した。

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2017年12月27日のニュース