2日前まで…役所広司「信じられないでしょ?」

[ 2017年12月27日 20:41 ]

広島市内で会見した(左から)白石和彌監督、阿部純子、役所広司、原作者の柚月裕子氏
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 俳優の役所広司(61)が27日、広島市内で主演映画「孤狼の血」(監督白石和彌、来年5月12日公開)のキックオフイベントに出席した。同作は今年4、5月に広島・呉市内でオールロケ。同作最初のPR活動で、「広島から全国制覇じゃ!」と気勢を上げた。

 役所といえば、TBS系人気ドラマ「陸王」で、主役の老舗足袋屋「こはぜ屋」の宮沢社長を熱演した。24日の最終回を2日前の22日まで撮影していたと明かし、「信じられないでしょ?」。イベント中、映画ヒットのために「皆さんの力を貸して下さい」と呼びかけると、「こはぜ屋社長の言い方だ!」と司会者にツッコまれ、照れ笑い。来場者を大いに沸かせた。

 実は同映画には音尾琢真(41)、ピエール瀧(50)ら「陸王」の出演者が多数出演している。それだけに、白石監督も「陸王を楽しみに観てた」と告白した。

 同映画は、警察小説×「仁義なき戦い」と称される。役所は、陸王とは対照的に、暴力団との癒着がうわさされる県警刑事というあくの強い役。衝撃的な姿を披露するシーンを振り返り、「いい芝居してるでしょ?」とちゃめっ気たっぷりにアピールしていた。

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2017年12月27日のニュース