梅沢富美男 相撲協会の対応に声荒げる「そんな組織がどこにある!」

[ 2017年12月27日 12:55 ]

梅沢富美男
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 俳優の梅沢富美男(67)が27日放送のフジテレビ「バイキング」(月〜金曜前11・55)に生出演した。

 番組では、元横綱・日馬富士(33=本名ダワーニャム・ビャンバドルジ)の暴行問題に絡み、被害者である貴ノ岩(27=貴乃花部屋)の師匠・貴乃花親方(45=元横綱)が相撲協会の処分が28日に下ることについて討論した。

 貴乃花親方が協会側への連絡を怠ったとされている点について、梅沢は「一応、役員ではあるから、報告は早くすべきだったとは思う」としつつ、「腹が立ってしょうがない。もともとの底辺がずれているよ」と声を荒げた。「暴行したのが悪いって始まった。殴った殴らないから始まった話なのに、それがまとめきれない。一介の相撲取りが手を上げて『貴乃花親方が巡業に来るんだったら行かない』ってそんな組織がどこにある。そこまで言ったら、理事長が『お前なんか行かなくていい』ってなんで言えないんだよ。そんな弱い組織だから貴乃花親方はうやむやにされるから言わなかったんだと俺は思うよ」と協会側の対応への不信感を露にした。「こんなことになったのはトップの責任でもある。トップはトップで責任を取るべき。自分がそれなりに重い処分を受けて、それで貴乃花にお前もそうだ!というならわかる」と八角理事長(54=元横綱)の責任にも言及し、貴乃花親方の処分は理事長が責任を取ったうえでの処分でないとおかしいと訴えた。

 一方、歌手の美川憲一(71)は「警察に行く前に報告をして、それから警察に訴えますよ!というのが筋だと思う。それがおかしくなっちゃったと思う」と方法論に問題があったとの見解を示し、「だんまりもあそこまで徹底していると、見るほうが態度悪いと(思ってしまう)。損している」と残念がった。

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2017年12月27日のニュース