果て〜しない待ち時間 大空への機内唱…松山千春、遅延機で神対応

[ 2017年8月22日 05:30 ]

出発が遅れた全日空機内で、代表曲「大空と大地の中で」を披露した歌手の松山千春=新千歳空港(乗客提供)
Photo By 共同

 ♪果てしない、大空と〜 広い大地のその中で〜

 歌手の松山千春(61)が粋な機内即興ライブを披露し、乗客の喝采を浴びた。

 感動のシーンが起きたのは20日。午前11時55分発予定の札幌(新千歳)―大阪(伊丹)の全日空1142便は、保安検査場の混雑で搭乗客が間に合わず出発が大幅に遅延。約1時間が過ぎ、機内で待たされた乗客たちのイライラがピークに達したころ、1人の男性が客室乗務員に「マイクを貸していただけますか」と申し出た。

 機長の許可を得て、機内放送用のマイクを手にすると「ご搭乗の皆さん、松山千春です」。すぐに状況を把握できない乗客に「いら立つでしょう。しかし安全に飛んでくれると信じていますし、みんな苦労してます。待ちましょう」と優しく語り掛け、代表曲「大空と大地の中で」の冒頭をアカペラで熱唱。ピリピリした機内が突然、ぜいたくなライブハウスに。松山は最後に「みなさんのご旅行、これからの人生が素晴らしいことをお祈りします。もう少しお待ちください」と締めた。

 北海道が生んだスターによる突然のサプライズに、乗客からは大きな拍手が湧き起こった。乗り合わせた公務員の男性(26)は「多くの乗客が笑顔になった。気遣いと美声に感動した」。全日空の広報担当者は「松山さんの厚意に感謝したい」と話した。

 松山は20日夜に出演したラジオ番組「松山千春のON THE RADIO」(NACK5)で状況を明かし「歌いだして40年以上たつけど、あのマイクで歌ったの初めて」と苦笑い。「出しゃばったことしているなと思うけど、みんなの気持ち考えたら、何とかしなきゃ、みたいな。機長さん、よく許してくれたな」と振り返った。

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