有村架純ヒロイン「ひよっこ」第6話で初の大台突破20・1%

[ 2017年4月10日 10:00 ]

「ひよっこ」でヒロインを務める女優の有村架純
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 女優の有村架純(24)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ひよっこ」(月〜土曜前8・00)の第6話が8日に放送され、平均視聴率は20・1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが10日、分かった。

 初回=19・5%。2013年前期の「あまちゃん」から8作連続して初回20%超えが続いていたが、9作ぶりの大台割れ。第2話=18・8%と下降したが、第3話=19・7%、第4話=19・4%と19%台に回復。第6話にして大台を突破した。第5話は18・8%だった。

 NHKの上田良一会長(67)は6日、定例会見を行い、今作について「胸に迫る、とてもいい朝ドラ」と自信を示した。

 東京五輪が開催された1964年から始まり、東京に出稼ぎに行ったものの、行方不明になった父を捜すため、集団就職で上京する谷田部みね子(有村)の姿を描く。“金の卵”が自らの殻を破り、成長していく波乱万丈の青春記で、幸せな家族を取り戻す大冒険を繰り広げる。

 朝ドラ通算96作目。脚本は「イグアナの娘」「最後から二番目の恋」などで知られる岡田惠和氏(58)によるオリジナル作品。朝ドラは「ちゅらさん」「おひさま」に続く3作目。演出は黒崎博、田中正の両氏。語りは元女子マラソンの増田明美さん(53)。主題歌「若い広場」は桑田佳祐(61)が書き下ろした。9月30日まで全156話。

 第6話は、宗男(峯田和伸)や時子(佐久間由衣)たちも参加し、いよいよ谷田部家の稲刈りが始まる。就職のことで時子が母・君子(羽田美智子)とケンカをしたり、実(沢村一樹)の東京話を聞いたり、時子のことで三男(泉沢祐希)が宗男にからかわれたりしながら、稲刈りは進んでいく。実は思いを込めながら稲を刈る。その姿を眺めながら、この楽しい時間がずっと続いてほしいと、みね子(有村)は願う…という展開だった。

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2017年4月10日のニュース