「真田丸」異例ずくめの最終回 幸村の運命は…屋敷CP見どころ「想像つかない」

[ 2016年12月18日 07:00 ]

真田丸特別連載(7)「帰港」きょう最終回

大河ドラマ「真田丸」で、ついに徳川家康(内野聖陽)を前にする真田幸村(堺雅人)(最終回から)(C)NHK
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 SNSを巻き込み、ブームとなったNHK大河ドラマ「真田丸」(日曜後8・00)は18日、10分拡大版で最終回(第50話)を迎える。家族の物語として一艘の船に例えられた“真田丸”は終着地に帰港する。クランクアップは異例の非公開。最終回は第1話から第49話まで漢字2文字を貫いてきた副題もなく、異例の無題になった。冴え渡った三谷幸喜氏(55)の脚本、主演の堺雅人(43)らキャストの熱演は最後に何をもたらすのか。異例ずくめのフィナーレに迫る。

◆幸村、家康に突進!非公開の「最後のシーン」は?

 昨年9月1日のクランクイン以来、1年2カ月に及んだ撮影の最終日は10月27日。東京・渋谷のNHK放送センター1階にあるスタジオは歓喜に包まれた。くす玉が割られ、スタッフら総勢約100人が無事の“完走”を祝福したという。ただ、最後のシーンは非公開だった。大河ドラマのクランクアップは報道陣を呼び込み、取材が行われるのが通例。今回は、撮了翌日に堺のコメントが配られるという異例の対応になった。

 番組公式サイトの最終回あらすじは、こう書かれている。

 豊臣と徳川との最終決戦が始まった。大坂城を出て、野戦に持ち込む幸村(堺雅人)だったが、形勢は圧倒的に不利。死を覚悟する茶々(竹内結子)に、幸村は「望みを捨てなかった者にのみ、道は開ける」と諭す。やがて勝永(岡本健一)らの活躍により戦況は一転、豊臣方は徳川軍を次々と撃破する。だが秀頼(中川大志)のもとに、幸村が寝返ったといううわさが広がる…。幸村は、家康(内野聖陽)ただ一人に狙いを定め、一騎で突き進んでいく!

 最後に撮影されたシーンは当然、あらすじにはない部分のはず。ヒントは予告編動画か。「家康!」という幸村の絶叫。予告編の最後の映像「置かれた兜」は何を意味するのか。

◆屋敷CP 見どころは?「正直、困ってしまいます」

 制作統括の屋敷陽太郎チーフプロデューサーは、最終回の見どころについて「『最終回の見どころは?』と質問されると、正直、困ってしまいます」と率直な心境を吐露。

 「というのも、これまでの49回の放送において、ツイッターをはじめとした様々な形で反響を拝読することで、私たちスタッフは自分たちでも気付いていなかった様々な“見どころ”を視聴者の皆さんから教えていただいたからです。そうしたご意見が、私たちのドラマ作りを鋭く刺激し、大きな励みとなりました」と感謝し、言葉を紡いだ。

 「考えてみれば、三谷さんの脚本は、どのセリフにも、どのセリフの行間にも面白味が詰まっています。その脚本を堺雅人さんをはじめとした芸達者な俳優たちが脚本以上に面白くしようとしているのですから、見どころじゃないところがないのです。しかも視聴者の皆さんがそれぞれの解釈で見どころをつぶやき、色々な場で語り合ってくださったことが、この『真田丸』というドラマの奥行きをさらに深めてくださったと実感しています。それもまた、『真田丸』というドラマの一部なのだと思っています」と全シーンに注目してほしいと訴えた。

 「北条か上杉かのクジを引くように昌幸から迫られた時、関ヶ原の結果を佐助から聞いた時、真田丸砦がようやく完成した時…。私自身も信繁や視聴者の皆さんと同じく緊張し、驚き、喜びました。最終回、どのような真田信繁の人生を目撃し、どのような思いを自分が抱くのか。見どころは、私にもまだ想像がつかないのです」

 最終回の無題についても、屋敷氏は「台本を作り上げる段階では、ある二字熟語を想定していました。しかし、実際に撮影がすべて終わり、編集室で試写をした際、真田信繁(幸村)を演じた堺雅人さんの演技を拝見して、われわれスタッフ全員が、その二字熟語では収まり切らない熱くて深い思いが最終回には詰まっていると強く感じました。ほかの二字熟語も色々と思い浮かべてみましたが、いずれもしっくりきませんでした。そこで、最終回の副題は無題とすることにしました」と説明。そう言わしめるの堺の芝居とは一体…。

 テレビドラマ史に残る名場面が生まれようとしている。

 =真田丸特別連載(8)は20日配信予定=

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