堺正章 古希記念特別ライブ 闘病中かまやつとデュエットも

[ 2016年12月9日 08:00 ]

堺正章(左)の公演に駆けつけた、肝臓がん闘病中のムッシュかまやつ
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 タレントの堺正章(70)が8日、東京・南青山のライブレストラン「ブルーノート東京」で、古希を記念した特別ライブを行った。

 ザ・スパイダースで活動を共にし、肝臓がんで闘病中のムッシュかまやつ(77)が来場。公の場に姿を現すのは今年9月のがん公表後、初めて。痩せていたが、紹介を受けるとしっかりした足取りでステージに上がった。MCが長引きがちな堺に「しゃべりが長いよ」とクレームを入れ、スパイダースの人気曲「サマー・ガール」をデュエットで熱唱。元気な姿をアピールした。

 堺は「ちょっとお痩せになったけど、そこを押して来てくれてうれしい」と感謝。ムッシュは10月下旬の退院後、知人宅で療養。先月、堺の自宅を訪れたという。

 ライブはスパイダース時代の楽曲やソロ曲など計10曲で構成。その間のMCは計10回。笑いに満ちたステージで観客と思い出を共有した。堺の音楽制作に約10年携わってきた名アレンジャーの清水信之氏が音楽を担当。会場には渡辺謙(57)南果歩(52)夫妻、里見浩太朗(80)浅丘ルリ子(76)らが駆けつけた。

 堺は一部で味覚障害と報じられた件にも触れ「おいしいものを食べた時の喜びも、嫌いなものへの不快もちゃんと感じてます」と笑顔で否定。70代に入り「これから最終章。ラストスパートの10年だと思っている」と燃えていた。

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2016年12月9日のニュース